解説/論評 Interpretation/Commentary in 1999
◆<印度>タタのIBMとの提携解消は内外資IT合弁の葬送曲?
【チェンナイ】タタ・グループのIBMとの合弁事業からの撤退は、インドの情報技術(IT)領域における地元企業と外資の合弁事業を葬り去る棺に最後の釘を打ち込んだものと評されている。
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1999-06-09 ArtNo.19398(152/320)
◆<星>中国の世界貿易機構加盟利益は損失に勝る:上級相
【香港】中国が全面的に市場を開放すれば1100万人分の就業機会が失われ、これまで政府の保護を受けてきた工業生産も3分の1ほど下降すると警鐘するエコノミストも有るが、譬えそうでも労働と資本の再編を経た後、中国経済は急成長する見通しで、初期の損失は長期的利益により十分償われる。
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1999-06-09 ArtNo.19399(153/320)
◆<馬>今年1%の成長が実現されれば、経済は完全に復調:蔵相
【クアラルンプル】仮に政府の目標通り今年1%の成長が実現できれば、マレーシア経済は完全に回復したと言える。
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1999-06-09 ArtNo.19408(154/320)
◆<印度>成長志向がERP導入の主要な動機に:IDC
【ニューデリー】益々多くのインド企業が、エンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)ソルーションの採用なしでは、ビジネスの健全な成長を維持できないことを理解し始めている。
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1999-06-10 ArtNo.19415(155/320)
◆<馬>ペナン拠点企業、半ば以上が雇用拡大計画
【ペナン】ペナン州の人的資源開発委員会が先月ペナン拠点のマレーシア製造業者連盟(FMM)加盟100社の工場を調査したところ、半ば以上の工場が向こう6ヶ月間に雇用の拡大を予定しており、人員削減を計画しているものは5~10%にとどまった。
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1999-06-10 ArtNo.19422(156/320)
◆<印度>需要と価格の軟化が鉄鋼会社のボトム・ラインに打撃
【ニューデリー】低調な需要と価格の低迷に加え、高金利と高い原価償却率が鉄鋼各社の1998/99年度ボトム・ラインに甚大な打撃を与えたようだ。
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1999-06-11 ArtNo.19426(157/320)
◆<星>金融業の成長にはリスク注入も必要:副首相
【シンガポール】シンガポールの実質的な中央銀行の役割を担う金融管理局(MAS)会長を務めるリー・シエンロン副首相は、このほどファイナンス・アジア誌のインタビューに対して、シンガポール金融業の成長にはある程度のリスクの注入が必要との見解を語った。
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1999-06-11 ArtNo.19427(158/320)
◆<星>ファンド・マネージメント、今年は市況回復:金融管理局
【シンガポール】ファンド・マネージャがシンガポールを拠点に運用する資金の額は、昨年2年連続の下降を見たが、今年は顕著な復調を期待できそうだ。
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1999-06-11 ArtNo.19429(159/320)
◆<星>アジア太平洋経済、今年は2.6%成長:PECC
【シンガポール】今年はアジア太平洋地域経済の回復の年になるが、域内19カ国の大部分の国にとって回復は小幅にとどまり、一部の国には依然としてマイナス成長の恐れが存在する。
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1999-06-11 ArtNo.19437(160/320)
◆<印度>HRコイル・フロア価格制の輸入抑制効果は皆無?
【ニューデリー】熱間圧延(HR)コイル・フロア価格(輸入最低価格)引き下げを求める申請が、目下政府の認可を待っているが、最近の統計数字は、HRコイルの輸入がフロア価格の設定により何ら影響を受けていないことを示している。
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1999-06-14 ArtNo.19444(161/320)
◆<星>専門サービス/金融業を中核産業に:PECCエコノミスト
【シンガポール】太平洋経済協力会議(PECC)の『パシフィック・エコノミック・アウトルック』(PEO)レポートのコーディネータを務める米国のローレンス・クラウゼ教授は9日催されたシンガポールと香港のジャーナリストとの“ワールドネット”ダイアローグの席上、シンガポール経済の製造業偏重に警鐘、将来の成長のためにシンガポールにはやるべきことが他にあるはずと指摘した。
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1999-06-15 ArtNo.19457(162/320)
◆<星>石化産業に域内経済復調の恩恵:金融管理局
【シンガポール】シンガポールの石油化学産業は、アジア経済危機で需要見通しに狂いが生じたが、この先数年間に域内需要は回復、石油化学各社はその恩恵を享受できる見通しだ。
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1999-06-15 ArtNo.19465(163/320)
◆<馬>サービス産業が経済成長の主要な原動力に:NPC
【クアラルンプル】サービス部門は製造業の支援を通じ国内経済の成長を牽引する益々重要な原動力になりつつある。
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1999-06-16 ArtNo.19474(164/320)
◆<星>Linux OS、急速に普及
【シンガポール】新参のオペレーティング・システム(OS)Linuxが驚異的なスピードで、域内市場に普及している。
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1999-06-16 ArtNo.19475(165/320)
◆<星・香港>オフィス賃貸料、第1四半期に共に下降
【ムンバイ】シンガポールと香港の不動産賃貸価格は今年第1四半期に共に下降、特にオフィス市場の低迷状態が持続した。
しかし香港の住宅賃貸市場には復調の兆しが見える。
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1999-06-17 ArtNo.19498(166/320)
◆<印度>亜鉛鍍金鋼板メーカー、亜鉛の値上がりで打撃
【ムンバイ】雨期は多少に関わらず屋根葺き用トタン板業界を繁盛させるものだが、モンスーンの到来を告げる最初のシャワーが有ったにも関わらず、亜鉛鍍金鋼板業界を取り巻く沈鬱な空気に晴れる兆しは見られない。
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1999-06-18 ArtNo.19505(167/320)
◆<星>今年第1四半期の雇用環境顕著に改善:労働省
【シンガポール】シンガポール政府が導入した事業コスト削減策や国内経済の復調を背景に今年第1四半期のシンガポールの雇用環境は顕著に改善した。
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1999-06-18 ArtNo.19507(168/320)
◆<馬>第2四半期の各種指標、国内経済の復調裏付け:経済報告
【クアラルンプル】第2四半期の各種経済指標の改善から米国の投資銀行ゴールドマン・サックスとシンガポール拠点の証券会社SGセキュリティーズ・リサーチは、それぞれマレーシア経済の順調な復調を予想している。
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1999-06-21 ArtNo.19517(169/320)
◆<星>政府系企業はハイテク産業の牽引役:副首相
【香港】シンガポールの政府系企業(GLC)は非同族型の強力なハイテク企業を生み出す中核になることができ、シンガポールのハイテク産業化の先導役を務めることができる。
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1999-06-21 ArtNo.19526(170/320)
◆<印度>RIL新プラント稼働でポリマー値下がり
【ムンバイ】リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)及び他の市場プレーヤーは先週、ポリマー価格をトン当たり2000ルピー引き下げると発表した。
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1999-06-24 ArtNo.19564(171/320)
◆<星>HDD世界売り上げ、来年は下降も
【シンガポール】今年のディスク・ドライブ(HDD)の出荷ユニット数は昨年比11.4%増の1億6030万ユニットが見込まれ、来年も15.8%増の1億8570万ユニットと、堅調な二桁成長の持続が予想されているものの、熾烈な値下げとシェア拡大競争の結果、今年の売上額は昨年比2%増の255億7000万米ドル、来年は今年の実績を僅かに下回る255億1000万米ドルにとどまる見通しだ。
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1999-06-24 ArtNo.19566(172/320)
◆<星>銀行は通信/インターネット技術の積極的利用を:MAS
【シンガポール】銀行界は先端的通信技術やインターネット技術を積極的に取り入れ、競争環境の変化に対応する必要がある
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1999-06-25 ArtNo.19582(173/320)
◆<馬>今年のGDP成長2~3%:中央銀行総裁
【クアラルンプル】マレーシア経済は既に回復の軌道に乗り、今年の国内総生産(GDP)は政府が当初予想した1%を上回る2~3%に達する見通しだ。
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1999-06-25 ArtNo.19591(174/320)
◆<印度>自動車部品産業、過去最低の業績記録:ACMA
【ニューデリー】インド自動車部品製造業者協会(ACMA)が自動車部品業界トップ38社の1998/99年度業績を比較調査したところ同年の業界利益は過去最低をマーク、自動車部品産業は不採算部門と判定された。
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1999-06-30 ArtNo.19625(175/320)
◆<星>インターネット普及で、海底ケーブル敷設需要が急増
【シンガポール】インターネットとマルチメディア・サービスの急成長に伴い、海底ケーブルの需要が急増する中、Global Marine(Cable & Wirelessから分離)は先週、1000万米ドルを投じた2600重量トンのケーブル敷設船“The Networker”の進水式を催した。
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1999-07-01 ArtNo.19641(176/320)
◆<星>Eコマースから派生した5つの潮流注視を:FEDEX
【シンガポール】企業はEコマース領域における5つの主要な潮流を注視する必要があり、こうした潮流は好むと好まざるとに関わらず、ビジネスと消費者に影響を及ぼすと言う。
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1999-07-02 ArtNo.19653(177/320)
◆<星>シーゲートの業績悪化予告でHDD銘柄急落
【シンガポール】シーゲート・テクノロジーの業績悪化予告の直撃を受けたディスク・ドライブ(HDD)部品サプライヤー各社の株価は水曜(6/30)、それ以前数週間にわたった多幸感が一気に冷却、軒並み値を下げた。
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1999-07-05 ArtNo.19680(178/320)
◆<印度>鉄鋼業界、設備能力の過剰に懸念
【ニューデリー】国内における熱間圧延(HR)コイルの製造能力の大幅な拡大と需要の横這いが、鉄鋼業界の情緒を一層沈鬱なものにしている。
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1999-07-06 ArtNo.19692(179/320)
◆<印度>卸売物価上昇率、過去17年来最低の2.53%記録
【ニューデリー】インドの6月19日までの1週間の卸売物価指数(WPI)上昇率は、農業部門の記録的豊作に伴う食品や他の一次産品の値下がりで、17年来最低の年率2.53%をマークした。
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1999-07-07 ArtNo.19700(180/320)
◆<星>CSMのファンドリー・ビジネス選択は正解:元モトローラ幹部
【シンガポール】ウエハー製造ビジネスは高価で、しかもリスクの大きいビジネスだが、Chartered Semiconductor Manufacturing (CSM)が12年前に純粋なファンドリー・プレヤーとしての道を選んだのは遠望を備えたもので、正解だった。
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1999-07-08 ArtNo.19715(181/320)
◆<星>国産電子製品の米国市場シェア縮小
【シンガポール】米国電子産業市場におけるシンガポールのシェアは持続的な落ち込みを見ているが、その反面アジアの大部分の諸国のシェアは通貨危機以前のレベルを回復もしくは一層拡大している。
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1999-07-09 ArtNo.19738(182/320)
◆<印度>今年通年の乗用車販売12-15%アップ:SIAM
【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM)は7日1999/2000年度(4-3月)の乗用車販売台数は前年比12~15%拡大するとの見通しを発表した。
ちなみにSIAMはこれまでAIAMと呼称されてきたが、最近改名された。
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1999-07-12 ArtNo.19744(183/320)
◆<星>GDP成長率今年4.3%、来年7.2%:エコノミスト
【シンガポール】シンガポール経済は有利な外的要因に支えられ、今年は4.3%、来年は7.2%の成長を遂げる見通しだ。
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1999-07-12 ArtNo.19745(184/320)
◆<星>民間住宅価格、今年は通年で25~30%アップ:CJ
【シンガポール】民間住宅価格は今年通年で25~30%アップ、合計9000~1万戸の新築住宅が販売される見通しだ。
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1999-07-13 ArtNo.19761(185/320)
◆<星>オフィス賃貸市場、今年末までに底入れ:CJレポート
【シンガポール】シンガポールの優良オフィス賃貸市場は今年第3四半期もしくは第4四半期に底入れし、来年は5~10%の値上がりが見込める。
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1999-07-13 ArtNo.19768(186/320)
◆<印度>MUL/Telcoの小型車市場シェア合計60%に
【ニューデリー】インドの小型乗用車市場は2000/2001年には、Maruti Udyog Ltd(MUL)とTata Engineering & Locomtoive Company Ltd(Telco)が合計60%のシェアを占めることになる見通しだ。
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1999-07-14 ArtNo.19775(187/320)
◆<星>メッセージング・ソフト市場、マイクロソフトがリード?
【シンガポール】シンガポール企業により採用されているメッセージング・サーバー・ソフトウェアの中ではマイクロソフト製品が他社をリードしている。
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1999-07-14 ArtNo.19776(188/320)
◆<星>リセッションの主因は電子不況;エコノミスト
【シンガポール】シンガポール経済をリセッションに陥らせたのは、世界的な電子製品需要の軟化であり、広く信じられているアジア経済危機が原因ではない。
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1999-07-14 ArtNo.19777(189/320)
◆<馬>金利見通し、アナリストの意見分裂
【クアラルンプル】マレーシアの金利は今やインフレ率と同水準にまで下降、一部の者は低金利も底入れの時期と見ているが、他の者は一層下降する余地があると評している。
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1999-07-14 ArtNo.19781(190/320)
◆<馬>国産車部品納入業者、生産拡張
【クアラルンプル】国産車プロトンの納入業者130社ほどは、経済危機の打撃を乗り切り再び高い操業レベルを回復している。
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1999-07-16 ArtNo.19804(191/320)
◆<星>3月の失業率依然3.9%、通常の2倍
【シンガポール】シンガポールの経済状況の改善に関わらず、今年3月の失業率は依然として通常のレベルのほぼ2倍の3.9%を記録した。
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1999-07-19 ArtNo.19817(192/320)
◆<星>昨年の国内総生産成長率を1.5%から0.3%に下方修正
【シンガポール】シンガポール統計局(DOS)は15日、金融サービス部門統計データの計算方式の変更に伴う国内総生産(GDP)成長率の見直し結果を発表した。
それによるとシンガポール経済はこれまで考えられていた以上にアジア通貨危機の打撃を被ったようで、昨年通年の国内総生産(GDP)成長率はこれ以前に発表されていた1.5%から僅か0.3%に下方修正された。
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1999-07-19 ArtNo.19818(193/320)
◆<星>消費者情緒指数、昨年12月以来急上昇
【シンガポール】シンガポーリアンは経済の先行きや家計に対して益々楽観的見通しを抱いており、ストレーツ・タイムズ消費者情緒指数(STCCI)は今年3月の121から6月の358に急上昇した。
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1999-07-19 ArtNo.19821(194/320)
◆<星>地元企業の米国証取上場、2倍に増加:PWCパートナー
【シンガポール】国際化を志向するには、少なくとも米国市場に上場せねばならないことを益々多くの企業が理解するようになっており、米国証取に上場するシンガポール企業の数は遠からず倍増する見通しだ。
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1999-07-19 ArtNo.19827(195/320)
◆<印度>1998/99年度IT産業成長率33%
【ニューデリー】インドの情報技術(IT)産業売上は1997/98年度の1万8015クローから1998/99年度の2万3955クローに33%成長した。
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1999-07-21 ArtNo.19850(196/320)
◆<星・馬>企業、ネット・ビジネスに対照的姿勢
【シンガポール】シンガポール企業はインターネット市場に既に強力なプレゼンスを有するが、マレーシア企業の追い上げを受けており、Eコマース市場への進出に関しては、マレーシア企業の方がシンガポール企業よりも積極的姿勢を見せている。
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1999-07-21 ArtNo.19853(197/320)
◆<馬>外資系製造企業、拡張/多角化投資を積極化
【クアラルンプル】多国籍企業を含む多くの製造企業がマレーシアで稼いだ利益をマレーシアにおける事業の拡張や多角化プロジェクトに再投資している。
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1999-07-21 ArtNo.19860(198/320)
◆<印度>今年末にはローエンド中型乗用車市場が主戦場に
【ニューデリー】小型乗用車市場への参入ラッシュが依然として冷めやらぬ中で、ローエンド中型乗用車市場への新モデルの投入競争が白熱化する雲行きだ。
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1999-07-22 ArtNo.19863(199/320)
◆<星>政府、今年の往復貿易成長見通しを大幅に上方修正
【シンガポール】貿易開発局(TDB)は、域内経済の先行き見通しが改善したとして、今年通年の往復貿易の伸びを、マイナス5~7%(今年1月の予測値)からプラス4~6%に大幅に上方修正した。
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1999-07-22 ArtNo.19870(200/320)
◆<馬>今年のGDP成長率1.8%:MIER
【クアラルンプル】マレーシアの国内総生産(GDP)は、昨年7.5%下降したが、今年は1.8%のプラス成長を回復できる見通しだ。
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解説/論評 Interpretation/Commentary in 1999