解説/論評 Interpretation/Commentary in 1995
◆<星>石化企業、アジア太平洋地域のブームに備えギアアップ
【シンガポール】スランプを抜け出した域内の石化業界は予想されるアジア太平洋地域のブームに応じるべくギアアップしている。
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1995-01-10 ArtNo.80(2/203)
◆<星>金融業IT専門職給与、他業種を上回る
【シンガポール】金融業界のIT(情報技術)スタッフの給与は全業界のITスタッフの平均給与を2%上回るが、これに反して製造業界のITスタッフ給与は平均値を6%も下回る。
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1995-01-17 ArtNo.172(3/203)
◆<馬>鉄鋼産業業況、今年は顕著に回復も
【クアラルンプル】昨年不振だったマレーシアの鉄鋼産業は、今年は市況の顕著な回復が見込まれている。
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1995-01-17 ArtNo.180(4/203)
◆<越>不十分な施設が観光事業のネックに
【ハノイ】ベトナムを再訪する外国人は全体の10%に過ぎず、観光政策の後進性が旅行者の足を遠のかせる主因になっている。
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1995-01-21 ArtNo.242(5/203)
◆<越>外国銀行の進出ラッシュ持続
【ハノイ】シティバンクが19日、米国銀行として初のベトナム支店を開設すれば、バンコク・バンクはこの日第2支店をオープン。
また火曜には朝日銀行がホーチミン市に代表事務所を設け、同市の日系銀行7行に仲間入りした。
ドレスナー・バンクも近くハノイ、ホーチミンの両市に事務所を開設すると発表しており、これまでに外国銀行50行以上がベトナムに代表事務所をオープンもしくはその認可を得ている。
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1995-01-23 ArtNo.248(6/203)
◆<星>住宅市場の軟化、崩壊には至らず:蔵相
【シンガポール】住宅市場の軟化で、取り分け土地付き住宅等、高級住宅が比較的大きな影響を受けそうだが、この種の調整は国内経済全体にとっては有利で、決して市場が崩壊するようなことはない。
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1995-01-24 ArtNo.258(7/203)
◆<星>金融/電子部門の不振は賃金インフレの懸念除去:蔵相
【シンガポール】今年は金融/電子両部門の成長鈍化が予想されるが、このことは賃金インフレの懸念を除去するのに役立つ。
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1995-01-24 ArtNo.259(8/203)
◆<星>HDD業界の好調持続:投資会社H&Q
【シンガポール】ハード・ディスク・ドライブ(HDD)業界の活況は今年も持続し、またペンティアム・システムへの急速な転換で第1、第2四半期の周期的な業況低迷も今年は回避できそうだ。
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1995-01-24 ArtNo.260(9/203)
◆<星>神戸地震に伴う日本チップ業界の人的損失大:調査会社
【シンガポール】日本半導体業界が神戸地震により受けた物的被害はさして深刻でないが、人的損失の影響は長引きそうだ。
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1995-01-24 ArtNo.262(10/203)
◆<星>消費者需要、今年も低調に推移:香港コンサルタント
【シンガポール】シンガポールの消費者需要は今年も低調に推移する見通しだが、消費材の生産者や販売業者は最早消費税(GST)のみを苦情のはけ口にする訳には行かなくなっている。
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1995-02-03 ArtNo.366(11/203)
◆<星>CD-ROMドライブ業界、先行きに楽観
【シンガポール】過去半年間にわたりシンガポールのCD-ROMドライブ・メーカーは値下げ競争とマージンの縮小で厳しい経営を強いられてきたが、今年は業況の改善を予想している。
地場3社及び日系メーカー筋によれば、2倍速ドライブの需要は堅調で、4倍速ドライブへの移行も急速に進んでいると言う。
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1995-02-06 ArtNo.405(12/203)
◆ムーディー、<泰>銀行貸付の急成長に警鐘
【バンコク】ここ数年のタイにおける銀行貸付の急成長は、経済のちょっとした動揺でも債務不履行を生じさせる恐れが有る。
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1995-02-09 ArtNo.443(13/203)
◆<星>製造業界、上半期の業況に強気見通し:経済開発局
1995-02-09 ArtNo.444(14/203)
◆<星>商業/サービス業界、上半期の市況楽観:統計局
【シンガポール】シンガポールの商業/サービス業各社は、今年上半期の景気動向におおむね楽観的な見通しを抱いている。
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1995-02-09 ArtNo.450(15/203)
◆<馬>金利上昇等で上場企業の増益率、今年は20%以下に
【クアラルンプル】マレーシアの上場企業の昨年の増益率は平均30%に達したが、証券業界のアナリストは金利の上昇に伴う資金コストや基準となる昨年の収益が既に高水準に有ることから、今年の増益率は20%以下に減速するものと見ている。
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1995-02-11 ArtNo.475(16/203)
◆<馬>経済研究所、今年も8.5%の成長予測
【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)は9日、今年の国内総生産(GDP)成長率を8.5%とする予測を発表、今年は経済成長が減速するのではないかとの銀行界等に存在する懸念を打ち消した。
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1995-02-11 ArtNo.476(17/203)
◆<馬>インフレ懸念と証券市況低迷で消費者の自信低下
【クアラルンプル】インフレに対する懸念と証券市況の低迷に対する失望から1994年第4四半期の消費者情緒指数は126.3と、前年同期比1.6ポイント、また94年第3四半期(126.6)比0.3ポイント下降した。
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1995-02-13 ArtNo.485(18/203)
◆<星>今年第1四半期の総合リスク上昇:香港リスク調査会社
【シンガポール】シンガポールの今年第1四半期の総合リスクは0.3461と昨年第3四半期の0.3295(第4四半期は未詳)に比べ僅かに上昇した。
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1995-02-14 ArtNo.503(19/203)
◆<星>繊維業界、今年も厳しいビジネス環境予想
1995-02-14 ArtNo.509(20/203)
◆<馬>取引所、続々ディリバティブ新商品導入
【シンガポール】マレーシアの金融市場は近く新商品を続々導入する計画で、搖籃期のディリバティブ(派生的金融商品)市場が急速に離陸しようとしている。
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1995-02-15 ArtNo.518(21/203)
◆<星>製油業界、中国の石油貿易政策見直しに期待
【シンガポール】シンガポールの石油精製業界は中国が石油製品輸入規制を緩和したとの報道を歓迎するとともに、市況の回復に期待している。
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1995-02-15 ArtNo.529(22/203)
◆<柬>プノンペン市民の半数が政府の経済政策を好感
【プノンペン】プノンペン市民の半数はカンボジア経済の前途に明るい見通しを抱いているようだ。
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1995-02-17 ArtNo.545(23/203)
◆<星>低海運料/修理需要減退/競争激化で造船業打撃
【シンガポール】シンガポールの造船業界は、海運料の下降や修理需要の減退、さらには競争の加熱で、昨年は低調な業績にとどまったものと予想されている。
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1995-02-17 ArtNo.557(24/203)
◆<印尼>金利/賃金上昇が繊維業界に追い打ち
【ジャカルタ】繊維製品輸出は93年までの3年間に年率28%の成長を遂げ、インドネシアが石油/ガス依存から脱却するための原動力と期待されてきたが、昨年の輸出実績は56億米ドルと、93年の60億2000万米ドルを下回った。
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1995-02-18 ArtNo.562(25/203)
◆<星>閣僚、今年第1四半期の製造業成長率16%予想
【シンガポール】今年第1四半期には製造業の16%の成長が見込め、また電子部門は1年を通じて二桁成長を維持できる見通しだ。
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1995-02-18 ArtNo.573(26/203)
◆<泰>今年も8.6%の成長可能:バンコク・バンク
【バンコク】タイ経済は好調な輸出成長に支えられ、今年も8.6%の成長が見込める。
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1995-02-20 ArtNo.575(27/203)
◆<星>電子銘柄、軒並み2桁増益実現:アナリスト
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の電子企業は来月、昨年末締め年度の業績を発表する見通しだが、電子生産の24%の成長に支えられ、軒並み2桁の増益を報告するものと予想されている。
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1995-02-21 ArtNo.593(28/203)
◆<星>海運会社、今年は業績回復:アナリスト
【シンガポール】シンガポール証取上場海運会社の昨年度業績は設備過剰と需要減退で下降した模様だが、先進工業国の景気回復や中国及び域内途上国の需要増から今年は回復が予想される。
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1995-02-22 ArtNo.615(29/203)
◆<印尼>インフレ率今年も10%以下に:アナリスト
【ジャカルタ】天候不順で主要穀物の減産が予想されるにも関わらず、トレーダーやエコノミストらは今年もインドネシアのインフレ率が10%以下に収まるものと楽観している。
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1995-02-25 ArtNo.650(30/203)
◆<星>伝統的金融街からマリーナ・センターへの移転が急増
【シンガポール】この先12カ月間にシンガポールの金融街ラッフルズ・プレイスおよびシェントン・ウェイ一帯からマリーナ・センターへの企業の移転が増加、同期間にテナントの立ち退きが行われるオフィス・スペースは約57万平方フィートにのぼる見通しだ。
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1995-02-27 ArtNo.665(31/203)
◆<星>国立大エコノミスト、電子/金融偏重に警鐘
【シンガポール】シンガポール経済の電子/金融業への過度の依存は構造的な不安定要因と化しており、また国内経済の成長は今年以降減速する見通しと言う。
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1995-02-27 ArtNo.677(32/203)
◆ASEAN諸国金利上昇へ
【シンガポール】ASEAN諸国の金利は米国の高金利に触発され、シンガポールを除き今後急上昇する見通しだ。
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1995-03-01 ArtNo.705(33/203)
◆<馬>KLオフィス市場、供給増と大規模郊外移転で打撃も
【クアラルンプル】少なからぬ企業が公害や交通渋滞、営業コストの上昇を嫌って郊外に事務所を移転する中で、昨年は19万5000平米の純賃貸スペースを有するオフィス・ビル6棟が完成した。
これに伴いクアラルンプルの通年のオフィス・スペース新規供給量は31万5000平米に達した。
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1995-03-01 ArtNo.706(34/203)
◆<馬>工業不動産市場の急成長今年も持続
【クアラルンプル】国内総生産(GDP)の31.5%に貢献する製造業の活況に支えられ、工業不動産市場は今年も急速な成長を遂げる見通しだ。
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1995-03-01 ArtNo.707(35/203)
◆<馬>KL小売りスペース、昨年8倍に拡大
【クアラルンプル】昨年クアラルンプルの小売りスペースは前年比8倍に拡大したが、にも関わらず同部門の先行きは依然明るい。
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1995-03-01 ArtNo.708(36/203)
◆<馬>客室の急増でホテル業界の競争熾烈化
【クアラルンプル】クアラルンプルのホテル客室は向こう数年間に急増する見通しで、低稼働率の持続と競争の加熱が予想されている。
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1995-03-06 ArtNo.745(37/203)
◆<星>TDB、今年は貿易/輸出の伸び減速予想
【シンガポール】今年1月の輸出は前年同月比実質(90年価格:以下同様)22.2%の適度な伸びを見たものの、国産品輸出を担う製造業の景気指標となる輸入はわずか4.4%増と大幅に減速した。
しかし、同月の国産非石油製品輸出は25%の好調な伸びを記録している。
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1995-03-08 ArtNo.773(38/203)
◆<星>今年のHDD生産20%アップ、値下がり持続
【シンガポール】世界のHDD(ハード・ディスク・ドライブ)市場は引き続き価格軟化の圧力を受ける見通しだ。
また向こう数年間は3.5インチ・モデルが依然として主流を占め、更に小型のモデルが市場に受け入れられる速度は、かなりゆっくりしたペースになりそうだ。
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1995-03-08 ArtNo.774(39/203)
◆<星>経済開発局、記憶装置産業の付加価値低迷に注目
【シンガポール】経済開発局(EDB)は設備能力の急速な拡大に関わらず、記憶装置産業の付加価値生産が過去数年20億Sドル台に低迷し、一歩も前進せぬことに注目している。
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1995-03-08 ArtNo.782(40/203)
◆<馬>テレコム事業会社の前途多難?:AM証券
【クアラルンプル】マレーシアのテレコミュニケーション事業会社は過当競争に伴うマージン縮小で厳しい経営を強いられそうだ。
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1995-03-09 ArtNo.801(41/203)
◆<比>マニラの不動産ブームに外国投資家注目
【マニラ】フィリピンの不動産ブームに外国投資家や不動産ブローカーが注目している。
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1995-03-11 ArtNo.825(42/203)
◆<馬>建設部門がインフラ事業民営化の先鋒に:証券会社
【クアラルンプル】マレーシアの建設及び建材業界は2020年までに先進国の仲間入りを目指す政府の積極的なインフラ事業民営化で最大の恩恵を享受し、向こう数年堅調な成長を遂げる見通しだ。
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1995-03-13 ArtNo.838(43/203)
◆<馬>シンガポール電子企業、続々ペナンに移転
【クアラルンプル】多くの電子企業がシンガポールからペナンに移転しており、今後益々こうした傾向は強まりそうだ。
ペナン開発公社の統計によれば、昨年末までにシンガポール企業28社がペナンに投資しており、内15社は自由貿易地区に進出している。
昨年シンガポール企業はマレーシアにおける製造事業175プロジェクトに10億6000万Mドルを投資したが、内70%がペナンに投じられた。
シンガポール企業のペナンにおける投資領域は主に食品加工、電気・電子、非金属鉱物加工、飲料、基礎金属製品に集中している。
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1995-03-14 ArtNo.846(44/203)
◆<星>経済成長率、今年も8.5~9%:JPモルガン
【シンガポール】内外の諸要因がいずれも有利なことからシンガポール経済は今年も8.5~9%の堅調な成長を遂げる見通しだ。
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1995-03-14 ArtNo.855(45/203)
◆<馬>経済過熱/インフレ高進も:JPモルガン
【シンガポール】日本、中国を除くアジア太平洋地域諸国は、今年いずれも好調な経済成長が見込めるが、景気過熱の恐れが有り、特にマレーシアにこうした兆候が顕著と言う。
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1995-03-15 ArtNo.861(46/203)
◆<星>前首相、領空開放多国間協定/観光管制の統一化提案
【シンガポール】リー・クアンユー上級相は13日に閉幕した世界旅行観光理事会(WTTC)の年次会議の席上、観光業の成長を促すため領空開放を規定した多国間協定を締結すること、またアジア諸国の観光業管制を統一化することを提案した。
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1995-03-16 ArtNo.883(47/203)
◆<馬>建設業成長率、今年は12.7%に:BBMB証券
【クアラルンプル】マレーシアの建設業は、一連の大型インフラ開発や住宅/商業/工業不動産の開発ブームに乗って今年も12.7%の堅調な成長を遂げる見通しだ。
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1995-03-16 ArtNo.884(48/203)
◆<馬>電力会社は余剰電力の販促努力を:BBMB証券
【クアラルンプル】マレーシアの電力供給は1995-98年の間に52~62%の余剰が生じる見通しで、電力会社はその販売促進に更に努力する必要がある。
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1995-03-16 ArtNo.889(49/203)
◆<越>石油産業はここ半年乃至1年が勝負:アナリスト
【ホーチミン】最近発見された複数の油田の豊富な埋蔵量が短期間に確認されない限り、ベトナム石油産業の光彩は失われると言う。
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1995-03-23 ArtNo.965(50/203)
◆<星>造船市況低迷持続、タンカーの大修理は期待外れも
【シンガポール】シンガポールの造船大手3社は94年度決算で大幅な減益を記録したが、今年も厳しい経営を強いられそうだ。
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解説/論評 Interpretation/Commentary in 1995