1999-06-15 ArtNo.19465
◆<馬>サービス産業が経済成長の主要な原動力に:NPC
【クアラルンプル】サービス部門は製造業の支援を通じ国内経済の成長を牽引する益々重要な原動力になりつつある。
ナショナル・プロダクティー・コープの報告によれば、サービス部門は昨年国内総生産(GDP)の47.5%を占め、この内商業/貿易/金融が12.5%、公共サービスが9.6%を占めた。しかし域内金融危機の影響を受け、サービス部門の昨年の成長は鈍化した。またサービス輸入との均衡を保つ上からサービス輸出の拡大に一層の努力が払われる必要がある。
第2次工業マスター・プラン(IMP2)の下、卸/小売取引、ビジネス・サービス、通信業が成長を牽引するものと見られており、またこれらのサービスの成長は高付加価値のマーケッティングと配送により実現される。これにより製造業部門の成長を経済全体の成長に結びつけることができる。
情報技術(IT)関連活動の拡大は、サービス・プロバイダーに大きな機会と挑戦をもたらし、経済全体に積極的な影響を及ぼしている。
マレーシアは世界46ヶ国(地域)の競争力番付で昨年は20位にランクされ、シンガポール(2)、香港(3)、台湾(16)、日本(18)に後れをとったが、中国(24)、フィリピン(32)、韓国(35)、タイ(39)、インドネシア(40)を上回った。(STAR:6/12)
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