1999-07-12 ArtNo.19744
◆<星>GDP成長率今年4.3%、来年7.2%:エコノミスト
【シンガポール】シンガポール経済は有利な外的要因に支えられ、今年は4.3%、来年は7.2%の成長を遂げる見通しだ。
南洋理工大学(NTU)南洋ビジネス・スクール経済モデル部のChen Kang(陳抗)/Tan Khee Giap(陳企業)両准教授は8日パンパシフィック・ホテルで催された第5回南洋アジア太平洋中央銀行会議の席上、以上の予測を発表した。
それによると国際電子産業の復調、域内経済の改善、シンガポールのコスト削減措置等の要因が国内経済の回復基調を持続させる見通しだ。国産非石油製品輸出は今年7%、来年は10%以上の成長が見込まれ、国内製造業は今年と来年それぞれ5.4%と5%の成長が予想される。
両氏はこれ以前には今年1.8%、来年5.8%のGDP成長を予測していたが、最近の予想外に良好な経済データに基づき、成長予測を上方修正したと言う。(ST,BT,LZ:7/9)
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