1999-07-21 ArtNo.19860
◆<印度>今年末にはローエンド中型乗用車市場が主戦場に
【ニューデリー】小型乗用車市場への参入ラッシュが依然として冷めやらぬ中で、ローエンド中型乗用車市場への新モデルの投入競争が白熱化する雲行きだ。
今年末には、GM Corsa、Hyundai Accent、Ford Ikon、Fiat Palioが売り出される見通しで、やはり価格、地元部品使用率、生産規模が勝敗の分かれ目になりそうだ。
ローエンド中型プレミアム・カテゴリーに属するCorsaの地元部品使用率は、General Motors Indiaによると、当初50%。Halol工場の年産能力は2交替で10万台だが、GMILの現在の目標は昨年を500台上回る4000台。
Hyundai Accentは10月半ばの売りだしが予定され、今月はプロットタイプの生産が開始される。当初の生産目標は月間800~1000台、地元部品使用率は70%。HyundaiはGMILとは異なり、ディストリビューター網の拡充は予定しておらず、セールス・スタッフのみが増員されると言う。(ET:7/18)
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