解説/論評 Interpretation/Commentary in 1999
◆<星>北半球の厳冬で製油所の稼働率アップ
【シンガポール】北半球、取り分け米国の厳冬に伴う軽油や灯油の需要増に支えられ、シンガポールの製油各社の稼働率は改善しているが、業界筋はこうした活況は一時的なもので長続きしないと見ている。
(...続きを読む)
1999-01-07 ArtNo.17825(2/320)
◆<馬>首相、ラザレイ氏との宿怨修復?
【クアラルンプル】マハティール首相は月曜、かつてのライバル、ラザレイ氏宅で開かれたハリラヤの宴に出席、3時間にわたり懇談した。
このため地元紙は与党統一マレー国民組織(UMNO)副総裁や副首相人事と絡めて様々な憶測を巡らしている。
(...続きを読む)
1999-01-07 ArtNo.17827(3/320)
◆<印度>鉄鋼メーカー、続々値上げ
【ムンバイ】政府が国内価格よりかなり高めに設定した輸入最低価格制を導入したことから、国内鉄鋼メーカーは、タタ・アイアン&スチール・カンパニー(TISCO)を除き、各種製品のトン当たり価格を500~2000ルピー引き上げた。
トレーダーらはTiscoも遠からず大勢に従うものと見ている。
(...続きを読む)
1999-01-08 ArtNo.17837(4/320)
◆<馬>ペナン電子産業、今年は成長基調回復:ペナンFIZ協会
【ペナン】昨年僅かな落ち込みを見たペナンの電子産業は、今年は成長基調を回復する見通しだ。
(...続きを読む)
1999-01-11 ArtNo.17847(5/320)
◆<星>信頼性が情報時代の鍵に:ナイ教授
【シンガポール】情報革命時代にあっては、政府にしろ、マスメディアにしろ、信頼性がその影響力の決め手になる。
(...続きを読む)
1999-01-11 ArtNo.17848(6/320)
◆<星>GDP成長、今年1.8%、来年5.8%:南洋大予測
【シンガポール】南洋理工大学(NTU)のエコノミストは8日、シンガポールの国内総生産(GDP)が今年は1.8%、来年は5.8%の成長を見ると予想した。
(...続きを読む)
1999-01-12 ArtNo.17866(7/320)
◆<星>中国の軍事的台頭が域内情勢の新要因に:ナイ教授
【シンガポール】リー・クアンユー卓越客員教授スキームの下、シンガポールを訪れたハーバード大学ジョン・ケネディー・スクール・オブ・ガバメント学部長のジョーゼフ・ナイ教授は8日、中国の軍事的台頭は、その経済的台頭同様域内の政局を左右する要因として注目する必要があると指摘した。
(...続きを読む)
1999-01-12 ArtNo.17868(8/320)
◆<馬>自動車産業、今年は10~20%成長
【クアラルンプル】マレーシアの自動車産業は過去6ヶ月、市況の回復を見ており、業界観測筋は今年も10~20%の成長を予想している。
しかしながら、成長の足並みは国内経済の復調に大きく依存しており、自動車産業の完全な復調も2000年末以降になる見通しと言う。
(...続きを読む)
1999-01-12 ArtNo.17872(9/320)
◆インテル、<印度>チップ市場の潜在性開拓に注力
【ドーナ・ポーラ:ゴア】インテルのマイクロプロセッサー・プロダクツ・グループを率いるデーヴィッド・パールマター副社長によると、インドは世界チップ市場の主要プレーヤーを務める潜在性を備えている。
(...続きを読む)
1999-01-13 ArtNo.17877(10/320)
◆<星>今年も昨年並みの外国直接投資期待:通産相
【シンガポール】昨年の製造業に対する外国直接投資は目標とした78億Sドルをマークしたが、シンガポール政府は今年も同水準に達するものと期待している。
(...続きを読む)
1999-01-13 ArtNo.17878(11/320)
◆<星>電力需要、昨年半ば以来ゼロ成長持続
【シンガポール】シンガポールの電力需要は、昨年半ば以来横這い状態が続いており、成長基調が回復する兆しは見られない。
(...続きを読む)
1999-01-13 ArtNo.17881(12/320)
◆<星・泰>貿易、今年は復調:貿易開発局
【バンコク】過去2年間に大幅な落ち込みを見たシンガポールとタイの往復貿易は、今年は回復に転じる見通しだ。
(...続きを読む)
1999-01-13 ArtNo.17882(13/320)
◆<馬>証券市場、アブドラ副首相/ダイム蔵相の就任を好感
【クアラルンプル】アブドラ・バダウィ新副首相兼内相が正式就任した11日、クアラルンプル証取(KLSE)総合指数は2%アップし、600点をマーク、598.46で引けた。
(...続きを読む)
1999-01-14 ArtNo.17897(14/320)
◆<馬>昨年第3四半期に景気回復の兆し:中央銀行
【クアラルンプル】昨年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)は、前年同期に比べ8.6%下降したものの、前四半期期(4-6月)に比べ2.3%アップした。
(...続きを読む)
1999-01-14 ArtNo.17903(15/320)
◆<印度>新年度予算に新たな税制奨励は期待薄?
【ニューデリー】ヤシュワント・シンハ蔵相は12日、業界代表との予算案対話の席上、経済改革を継続する政府の姿勢を重ねて強調したが、政府財政の逼迫を強調、1999/2000年度予算案に減税や目新しい奨励措置が盛り込まれないことを示唆した。
(...続きを読む)
1999-01-14 ArtNo.17906(16/320)
◆<印度>1999年は自動車産業受難の年に?
【ムンバイ】需要減退と値下げ競争の熾烈化で今年はインドの自動車産業にとっては受難の年になりそうだ。
(...続きを読む)
1999-01-18 ArtNo.17926(17/320)
◆<星>今年のGDP成長2~3%:国立大学エコノミスト
【シンガポール】国立シンガポール大学(NUS)ビジネス・ポリシー学部長を務めるタン・コンヤム教授は15日、シンガポール経済は今年2~3%のプラス成長を遂げるとの見通しを示した。
(...続きを読む)
1999-01-18 ArtNo.17927(18/320)
◆<星>業界、今年第1四半期の業況に楽観:D&B調査
【シンガポール】シンガポール企業の61%は今年第1四半期の受注が横這いもしくは拡大すると見ており、雇用も現状維持もしくは増加すると予想している。
(...続きを読む)
1999-01-18 ArtNo.17929(19/320)
◆<馬>経済、今年底入れ:ポール
【クアラルンプル】ロイター通信が調査会社10社のアナリストのアンケートをとったところ、マレーシア経済は、再建措置の奏功により、今年は底入れするとの見通しが示された。
(...続きを読む)
1999-01-21 ArtNo.17958(20/320)
◆<馬>総選挙間近?
【クアラルンプル】マハティール首相はハリラヤ・プアサの祝日後に与党連合国民戦線(BN/NF)の代表と会議する予定で、観測筋は数週間以内に総選挙が行われる可能性があると予想している。
(...続きを読む)
1999-01-26 ArtNo.17998(21/320)
◆<星>今年は昨年以上に厳しい年に:副首相
【シンガポール】リー・シエンロン副首相は24日催された与党人民行動党(PAP)党大会(隔年開催)の席上、インドネシアの政情不安やマレーシア経済の動向、さらには米国経済不振の可能性等を列挙し、今年は昨年以上に厳しい年になる可能性があると警鐘した。
(...続きを読む)
1999-01-26 ArtNo.18004(22/320)
◆<馬>ゲーム/農園/電子銘柄の投資潜在性大:投資顧問
【クアラルンプル】資本規模の比較的小さいゲーム/プランテーション/電子銘柄の中には、投資対象として注目されるものが少なくない。
(...続きを読む)
1999-01-27 ArtNo.18016(23/320)
◆<星>上級相、国際的な金融システムの再編提案
【シンガポール】リー・クアンユー上級相は、タイム・マガジン最新号に寄せたエッセイの中で、国際金融システムは、そこに参加するものにより大きな利益をもたらすよう再編されるべきであると提案した。
(...続きを読む)
1999-01-27 ArtNo.18022(24/320)
◆<馬>ビジネス情緒、顕著に改善:D&B
【クアラルンプル】米系ビジネス情報提供会社Dun & Bradstreet(D&B)が最近の内閣改造の直前に実施した楽観度調査によると、ビジネス情緒は昨年第3四半期以来顕著に改善しており、アブドゥラ・アハマド・バダウィ新副首相やダイム・ザイヌディン新蔵相の就任により、業界の自信は一層回復したものと見られる。
(...続きを読む)
1999-01-27 ArtNo.18023(25/320)
◆<印度>関税保護巡る論争が白熱
1999-01-29 ArtNo.18057(26/320)
◆<印度>IT銘柄、PEレシオ100倍突破
【ムンバイ】インド市場の情報技術(IT)銘柄の株価収益率(PER)はインド・コーポレート史上未だかって例のない高水準に達している。
(...続きを読む)
1999-02-01 ArtNo.18062(27/320)
◆<星>上級相、通貨市場安定で欧米日の協調要請:世界経済会議
【ダボス】シンガポールのリー・クアンユー上級相は先週金曜(1/29)、国際通貨市場の安定のために米国/欧州/日本が協調する必要を重ねて強調した。
(...続きを読む)
1999-02-01 ArtNo.18064(28/320)
◆<馬>昨年第4四半期のビジネス環境/消費者情緒、共に改善
【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)の最新の調査によれば、昨年第4四半期のビジネス環境指数(BCI)と消費者情緒指数(CSI)は、1997年第3四半期以来初めて上昇基調を回復、製造業者も消費者も同年第3四半期に比べ先行きに対してより楽観的になっている。
(...続きを読む)
1999-02-01 ArtNo.18065(29/320)
◆<馬>IIFアナリスト、今年のGDP成長+3%予想
【クアラルンプル】ワシントンを拠点とするインスティテュート・オブ・インターナショナル・ファイナンス(IIF)のアナリストは、マレーシア経済が今年約3%の成長を見ると予想している。
(...続きを読む)
1999-02-02 ArtNo.18080(30/320)
◆<馬>自動車販売、今年は22%アップ:MMTA予測
【クアラルンプル】マレーシアの自動車販売は、値上がりが予想されるにも関わらず、今年は昨年比22%増の20万台に達する見通しだ。
(...続きを読む)
1999-02-02 ArtNo.18084(31/320)
◆<印度>多国籍家電会社、消費財ブームに乗じ続々黒字達成
【ニューデリー】ここ数年間にインド市場に進出した少なからぬ多国籍家電会社が、耐久消費財ブームに乗り、目標を繰り上げ、続々黒字を達成している。
(...続きを読む)
1999-02-04 ArtNo.18107(32/320)
◆<星>独立当時の経済戦略は現在も有効:上級相
【ダボス】シンガポールは独立当初、欧米との経済リンクを強化することにより経済成長促す戦略を採用したが、現在も同じで、シンガポールは米国、欧州、ラテン・アメリカ、ひいては南アフリカ等、急成長を遂げる市場とのリンクを強化する必要がある。
(...続きを読む)
1999-02-04 ArtNo.18109(33/320)
◆<馬>通産相、M$250億製造業投資目標達成に自信
【クアラルンプル】昨年の製造業投資約定額は、リセッションの影響で落ち込んだものの、今年は工業マスター・プラン2に掲げられた250億Mドルの目標を実現できる見通しだ。
(...続きを読む)
1999-02-04 ArtNo.18111(34/320)
◆<馬>自動車販売、今年は13.2%アップ:証券会社
【クアラルンプル】マレーシアの今年の自動車販売台数は、昨年同期比13.2%増の18万5433台をマーク、来年は更に15%増の21万3248台に達する見通しだ。
(...続きを読む)
1999-02-08 ArtNo.18138(35/320)
◆<星>今年はゼロ成長以上のチャンス大:EDB会長
【シンガポール】米国経済が2%以上の成長を維持するなら、シンガポール経済が今年ゼロ成長、もしくはそれ以上の成長を実現するチャンスは大きい。
(...続きを読む)
1999-02-08 ArtNo.18146(36/320)
◆<印度>メルセデス、依然前途に楽観
【ニューデリー】ダイムラークライスラーは、インド乗用車市場の低迷に関わらず、状況は好転しつつあると楽観している。
(...続きを読む)
1999-02-08 ArtNo.18147(37/320)
◆<印度>GMインディア、オペルとの技術支援契約延長を申請
【ニューデリー】ジェネラル・モーターズ(GM)は、GMインディア(GMI)とアダム・オペルAGとの技術支援協定の延長をインド政府に申請した。
(...続きを読む)
1999-02-09 ArtNo.18161(38/320)
◆<印度>ユーロ/ERP/Eコマースがソフト産業牽引
【アーマダバード】欧州の通貨統合(ユーロ)、エンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)、Eコマースが、向こう10年間インド・ソフトウェア産業の成長を牽引する見通しだ。
(...続きを読む)
1999-02-09 ArtNo.18164(39/320)
◆<印度>総理府、工業省の外国投資規制措置に懸念?
【ニューデリー】工業省は昨年12月14日付けの公報上で、技術提携や商標提携あるいは合弁方式により既にインド国内にプレゼンスを築いた外国投資家が新規投資を計画する際には、自動認可ルートは適応されないと発表したが、同通達は外国直接投資(FDI)の流入を一層鈍化させるとして、総理府の懸念を呼んでいる。
(...続きを読む)
1999-02-10 ArtNo.18177(40/320)
◆<印度>基本電話会社、金融手段断たれ苦境に
【ムンバイ】核実験に伴う米国の経済制裁に加え、目まぐるしく変わる政府の電気通信政策の影響で、内外の金融機関が融資をストップ、このため民間基本電話会社がいずれも立ち往生した形となっている。
(...続きを読む)
1999-02-15 ArtNo.18217(41/320)
◆<馬>ナジブ教育相、次期総選挙で野党勢力の拡大予想
【クアラルンプル】与党統一マレー国民組織(UMNO)副総裁補を務めるナジブ・トゥン・ラザ教育相は、次期総選挙では野党連盟がその勢力を拡大するものと予想した。
(...続きを読む)
1999-02-19 ArtNo.18241(42/320)
◆<星>経済、来年は4.2%の成長回復:豪州調査会社
【シンガポール】シンガポール経済は今年底入れし、来年は4.2%の成長を回復するものと予想されているが、今年に限ってはマイナス成長が見込まれるアジアの6カ国に名を連ねている。
(...続きを読む)
1999-02-19 ArtNo.18253(43/320)
◆<印度>自動車部品業、来年はゼロ成長、最悪の時期乗り切り
【ニューデリー】国際的な需要不振や国内市場における商用車販売のスローダウンから来年はインド自動車部品産業のゼロ成長が見込まれている。
(...続きを読む)
1999-02-19 ArtNo.18255(44/320)
◆<印度>今年度の工業生産、3年連続の不振に:商工会議所連盟
【ニューデリー】インド商工会議所連盟(ASSOCHAM)は16日、1997/98年度の工業生産指数(IIP)は僅かに回復したものの、1998/99年度には再度下降に転じ、3年連続の不振な経済実績にとどまるとの見通しを発表した。
(...続きを読む)
1999-02-23 ArtNo.18273(45/320)
◆<星>電子製品輸出、軒並みダウン
【シンガポール】シンガポールの国産非石油製品輸出の70%を占める電子製品輸出は、ディスク・ドライブ(HDD)/半導体等のキー・セクターの世界的な復調が伝えられたにも関わらず1月に1.7%の下降を見た。
(...続きを読む)
1999-02-23 ArtNo.18275(46/320)
◆<星>昨年並みの外国直接投資誘致は可能:上級相
【シンガポール】リークアンユー上級相は20日、シンガポールは今年も昨年並みの外国直接投資を誘致することが可能との見通しを示した。
(...続きを読む)
1999-02-23 ArtNo.18276(47/320)
◆<星>アナリスト、アジア太平洋経済の力強い回復予想
【ロンドン】ロンドン拠点のコンサルタント会社コンセンサス・エコノミクスがアジア太平洋地域専門のアナリスト130人を対象に調査したところ、大部分の者が来年は域内経済が急速な回復を見ると予想した。
(...続きを読む)
1999-02-25 ArtNo.18306(48/320)
◆<星>金融機関16社の今年のGDP成長見通し+0.2%
【シンガポール】シンガポール政府は今年の国内総生産(GDP)成長率を-1.0~+1.0%と予想したが、国際通貨基金(IMF)は昨年10月に0.2%、経済開発協力機構(OECD)は昨年11月に0.5%、アジア開発銀行は同月1%、米国大使館は今年2月にやはり1%の数字を掲げた。
こうした数字からすれば、状況は改善しつつあるように見えるが、シンガポール経済は果たして回復に転じたのだろうか。
(...続きを読む)
1999-02-25 ArtNo.18311(49/320)
◆<馬>銀行再編、M$600億では不足:Moody
【クアラルンプル】マレーシア銀行業の再建には、政府が見積もった600億Mドルの資金を注入するだけでは足りず、貸付拡大政策は事態を益々悪化させる。
(...続きを読む)
1999-02-25 ArtNo.18313(50/320)
◆<印度>石油・ガス省、エクソン撤退でパンジャブ製油事業に再考
【ムンバイ】石油天然ガス省は、エクソンが撤退を決めたことから、ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーション(HPCL)が1万5000クローを投じてパンジャブ州Bhatindaに建設を計画するメガ製油所事業に再考を加えている。
(...続きを読む)
解説/論評 Interpretation/Commentary in 1999