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1999-06-15 ArtNo.19457
◆<星>石化産業に域内経済復調の恩恵:金融管理局
【シンガポール】シンガポールの石油化学産業は、アジア経済危機で需要見通しに狂いが生じたが、この先数年間に域内需要は回復、石油化学各社はその恩恵を享受できる見通しだ。
金融管理局(MAS)が11日に発表した石油化学報告書によれば、石化産業の市況には概ね6~7年の周期が有り、1990年代半ばのピーク後、業界は設備過剰と深刻な供給過剰に見舞われた。例えば、アジアのエチレン生産能力は1992~1997年の間に世界平均のほぼ2倍のペースで拡大、基本石化製品の生産は1993年~1997年の間に年率23%の成長を見た。
シンガポール石化産業の長期的繁栄はその競争力にかかっているが、そのASEAN市場シェアは1992~1996年の間に縮小を強いられた。日本と韓国からの競争に直面した上、ASEAN3国(マレーシア、タイ、フィリピン)の生産拡大で、マレーシアと中国で後退を余儀なくされた。マレーシアはシンガポール石化産業の重要な市場で、中国(香港を含む)はまたアジア最大の石化製品輸入国である。昨年は、シンガポールの石化製品輸出の12%が中国に輸出された。
シンガポールの主要市場(うち90%以上がアジア太平洋地域)への輸出は、シンガポール石油化学(PCS)の第2クラッカーと下流プラントの操業開始後、顕著に増え、石化製品の域内需要が低迷したにもかかわらず、国産化学品輸出は拡大した。国産石化製品の輸出はシンガポールの将来の成長を牽引するものと期待されている。
1997年、化学品部門は製造業生産の7.4%を占めた。シンガポール政府は化学品部門を製造業の第2の柱にする計画だ。長期的に見て、天然ガスの欠如がシンガポール石化産業のアキレス腱と言えるが、最近のインドネシアの石油会社プルタミナとの契約により西ナツナから安価な天然ガス原料を手に入れるパイプが敷かれたと言う。(BT:6/12)
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