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1999-06-21 ArtNo.19526
◆<印度>RIL新プラント稼働でポリマー値下がり
【ムンバイ】リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)及び他の市場プレーヤーは先週、ポリマー価格をトン当たり2000ルピー引き下げると発表した。
RILがポリマー価格の引き下げを発表したのはグジャラート州Jamnagarの年産20万トンのポリプロピレン(PP)プラントが稼働したためだが、RILのPP製造能力は1999年3月末の36万トンから76万トンにアップした。
インドは1998/99年度に20万トンのPPを輸入しており、仮に同輸入がゼロに引き下げられるとすれば、今年度の国内供給量は93万3000トンとなる。これに対して国内需要は昨年比21%増として96万8000トンになる。しかしながら輸入が完全にストップすることはないため、PPの国内価格は下方圧力を受けざるを得ない。
またPPとポリエチレン(PE)の用途の30%はオーバーラップしているため、何れかの値下がりは他方にも影響し、ポリマー全体に値下がりが波及することになる。
しかしポリマー・ビジネスに関わる多国籍企業筋によると、インド国内のPP製造能力に過度に目を奪われるべきではないと指摘する。それによると暫く持ち直していたポリマーの国際価格は再び下降に転じたが、閉鎖されていた韓国とマレーシアのプラントが予想外に早く操業を再開したのと、中国がポリマーの輸入をストップしたのが原因とされる。これにより最も打撃を被ったのは、値上がりを当て込んで大量の買い占めを行っていた香港のトレーダーと見られる。
しかし、パニックが鎮静すれば、トン当たりPE価格は620~650米ドル、PPは520~550米ドルで安定するものと見られる。これはインド国内の現時点の価格を10~15%上回る。ともあれRILとIPCLにとっては投資回収率の低下とマージンの下降(ナフサ価格は上昇している)を意味すると言う。(IE,ET:6/17)
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