NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-06-25 ArtNo.19582
◆<馬>今年のGDP成長2~3%:中央銀行総裁
【クアラルンプル】マレーシア経済は既に回復の軌道に乗り、今年の国内総生産(GDP)は政府が当初予想した1%を上回る2~3%に達する見通しだ。
中央銀行のアリ・アブル・ハッサン・スライマン総裁が23日語ったところによると、今年第1四半期のGDP成長率はマイナス1.3%と、落ち込み幅がこれまでに比べ顕著に縮小した。仮に1月を除外すれば、GDPは1.4%のプラス成長を見ている。このため第2四半期には大幅に良好な成長が望める。
特にGDPの3分の1を占める製造業とサービスが経済の復調を牽引するものと見られる。製造業は第1四半期に1.1%下降したが、2月と3月は4.6%、4月は4.5%の成長が実現された。また4月には輸出が米ドル・ベースで14.3%の成長を見た。4月の成長振りから見て5月には一層力強い成長が実現されたものと予想される。
民間部門の活動は予想外に好調な輸出部門に牽引されている他、政府の財政刺激措置も景気の復調を加速した。下半期には政府支出の大幅な拡大が、経済にプラスに作用する見通しだ。
ちなみに最新の経済統計は1998年ではなく、1997年価格をベースとしている。もし1998年価格を規準にすれば、第1四半期の落ち込みは1.3%ではなく、1.6%になる。
この他、自動車販売、貿易黒字、消費信用、クレジット・カード消費、卸売り/ホテル部門に対するローン認可、販売税収入はいずれも拡大、景気の復調を裏付けている。これらの数字はまた民間消費の回復を示唆しており、株式市場の活況も内需の拡大につながった。
労働需要も拡大、求人が増加した反面、解雇者数は1998年第3四半期の2万6238人から1万1454人に半減した。また政府の通貨統制は経済の安定と成長をもたらしたと言う。(STAR,NST,MBT,ST,BT:6/24)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.