経済一般 General Economics in 1998
◆<星>昨年の成長率7.6%、今年は下方修正も:首相
【シンガポール】シンガポール経済は昨年、東南アジアを襲った通貨危機の打撃を受けたにも関わらず、予想を上回る7.6%の成長を達成したが、域内経済や韓国の状況は昨年11月以来一層悪化しているため、大蔵省は今年2月の予算声明において今年通年の経済成長予測に一層の下方修正を加える方針だ。
(...続きを読む)
1998-01-05 ArtNo.13334(2/1494)
◆<馬>金融部門を3カ月以内に大再編:中央銀行
【クアラルンプル】マレーシアの中央銀行は向こう3カ月以内に国内金融部門の大幅な再編を計画している。
(...続きを読む)
1998-01-05 ArtNo.13335(3/1494)
◆<馬>ホンリョン・バンク、金融会社ボルトン買収
【クアラルンプル】中央銀行は、ホンリョン・バンク(HLB)の国内最小の金融会社ボルトン・ファイナンス(9支店/資産M$11億)の買収を承認した。
(...続きを読む)
1998-01-05 ArtNo.13336(4/1494)
◆<馬>EONファイナンスのCCM合併計画に見直し
【クアラルンプル】Gadek CapitalはDRB-Hicomグループ内のEONファイナンスとクレジット・コーポレーション・マレーシア(CCM)の合併計画に見直しを加えている。
(...続きを読む)
1998-01-05 ArtNo.13338(5/1494)
◆<馬>製造業、昨年初10カ月の売上/雇用/賃金共にアップ
【クアララルンプル】マレーシアの製造業137業種中主要73業種の昨年初10カ月の売上は8.2%、雇用数は2.1%、賃金は12.7%、いずれも上昇した。
(...続きを読む)
1998-01-05 ArtNo.13339(6/1494)
◆<馬>外人労働者税をM$1500に引き上げ
【クアラルンプル】今年1月1日に発効した新規則の下、外人労働者に課される人頭税が、家内メードと農園労働者を除き、一律1500Mドルに引き上げられた。
(...続きを読む)
1998-01-06 ArtNo.13344(7/1494)
◆<星>副首相、昨年の成長率7.6%の下方修正示唆
【シンガポール】金融管理局(MAS)会長も務めるリー・シエンロン副首相は4日、最近首相が発表した予想を上回る昨年の経済成長率はアジア通貨危機の影響を完全に反映したものではないと語り、実際の成長率が7.6%を下回る可能性を示唆した。
(...続きを読む)
1998-01-07 ArtNo.13363(8/1494)
◆<星>真の対中商談は契約調印後にスタート:上級相
【シンガポール】中国においては真の商談は契約調印後にスタートするため、対中ビジネスを手がける者は、忍耐力と柔軟性を要求されると言う。
(...続きを読む)
1998-01-07 ArtNo.13367(9/1494)
◆<馬>副首相、中央銀行にMドルの防衛督励
【クアラルンプル】アンワル・イブラヒム副首相兼蔵相は5日、中央銀行に積極的に市場に介入し、Mドルを防衛するよう督励した。
(...続きを読む)
1998-01-07 ArtNo.13368(10/1494)
◆<印度>外国投資局廃止後、中央銀行が外資プロジェクトを審査
【ニューデリー】インド政府は外国投資局(FIPB)を段階的に廃止し、中央銀行(RBI)が外国人投資の審査を直接行うよう改める方針だ。
(...続きを読む)
1998-01-08 ArtNo.13374(11/1494)
◆<星>石油精製/石化産業にアジア経済危機の恩恵
【シンガポール】シンガポールの石油精製/石油化学産業は、アジアを襲った経済危機で周辺諸国のライバルの拡張計画が停頓したため、恩恵を受けられそうだ。
(...続きを読む)
1998-01-08 ArtNo.13379(12/1494)
◆<馬>副首相、中央銀行のMドル防衛を声明
【クアラルンプル】インドネシアの拡張予算案に対する懸念が導火線となり、東南アジア各国の通貨/証券市場は7日、三日連続の大幅下落を記録、マレーシア通貨(Mドル)の対米ドル相場は4.60Mドルと、この日1日だけで5.9%下降した。
(...続きを読む)
1998-01-08 ArtNo.13385(13/1494)
◆<印度>鉄鋼業の不振で、統一輸送料システムが復活
【カルカッタ】不況に伴う競争過熱で、鉄鋼会社が輸送コストを負担する風潮が一般化したことから、マンモハン・シン前蔵相が昨年初に廃止した統一輸送料システムが、実質的に復活している。
(...続きを読む)
1998-01-08 ArtNo.13386(14/1494)
◆<印度>合金鉄業界に曙光、珪素鋼は輸入品の脅威に
【ハイデラバード】各種合金鉄の値下がりは、昨年12月に底入れし、回復の兆しが生じているが、珪素鋼についてはイラン製品の脅威に晒されている。
(...続きを読む)
1998-01-08 ArtNo.13388(15/1494)
◆<印度>自動車製造業者協会、部品ローカル化規則の緩和陳情
【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(AIAM)の代表団は6日、商業省のP.P.Prabhu次官と会見、最近導入された新覚書政策の部品現地調達条件の緩和を求めた。
(...続きを読む)
1998-01-09 ArtNo.13392(16/1494)
◆<星>今年の成長率は3.5~4%に:国際商業会議所
【シンガポール】シンガポールの今年の経済成長率は3.5~4%にとどまり、特に上半期の成長率は下半期を下回る見通しだ。
(...続きを読む)
1998-01-09 ArtNo.13393(17/1494)
◆<星>Sドル、主要貿易相手国通貨に対して平均4.1%アップ
【シンガポール】シンガポール・ドル(Sドル)の対米ドル相場は昨年7月1日以来20%も下降したものの、主要貿易相手国(貿易統計が公表されていないインドネシアを除く)通貨バスケットに対しては、その実4.1%アップしている。
(...続きを読む)
1998-01-09 ArtNo.13399(18/1494)
◆<印度>アルミ会社の政府持分売却でアドバイザー募集
【ニューデリー】インド政府は資本金760クローのBharat Alminium Company Ltd(Balco)の政府持分売却計画のアドバイザーを指名するため国際入札を募集した。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13404(19/1494)
◆<星>電子業況の悲観的見通し強まる
【シンガポール】域内諸国通貨の引き続く値下がりと予想外に低調な需要動向から、僅か1カ月前まで、電子業況が今年は回復に転じると予想していたエコノミストらが、急速に悲観的見通しを強めている。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13407(20/1494)
◆<星>建設発注額、公共支出の拡大で今年も昨年並みに
【シンガポール】今年は民間部門の需要の大幅な減退が予想されるにも関わらず、公共部門の支出拡大により、シンガポールの建設業界は昨年の208億Sドルと同レベルの210億Sドルの受注水準を実現できる見通しだ。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13408(21/1494)
◆<星>住宅市場、来年底入れ:リチャード・エリス
【シンガポール】シンガポールの民間不動産価格は今年さらに10~15%下降するが、来年は底入れする見通しだ。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13409(22/1494)
◆<馬>IMF、今年の予想成長率を2.5%に下方修正
【ワシントン】国際通貨基金(IMF)は、マレーシアの今年の国内総生産(GDP)成長率を、当初予想した7.9%から2.5%に下方修正した。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13410(23/1494)
◆<馬>第3四半期の経常収支赤字、66.7%縮小
【クアラルンプル】マレーシアの昨年第3四半期の経常収支赤字は第2四半期の57億Mドルから19億Mドルに、66.7%縮小した。
一昨年同期には28億Mドルの赤字が記録されていた。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13413(24/1494)
◆<馬>MSC企業93社、M$95億投資準備
【クアラルンプル】マルチメディア・デベロプメント・コープ(MDC)はこれまでに93社にマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを付与、これらの企業の投資約定額は95億Mドルに達する。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13414(25/1494)
◆<印度>中央銀行、外国直接投資の認可手続きを一層簡素化
【ムンバイ】中央銀行はいわゆるオートマチック・ルートのプロジェクトに関しては事前認可を得ることなく、地元企業が外国パートナーの投資を受け入れることを認めた。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13415(26/1494)
◆<印度>自動車のキット輸入と部品輸入のガイドライン発表
【ニューデリー】中央消費税/関税局(CBEC)は、このほど自動車のCKD(完全現地組立)/SKD(セミ・ノックダウン)キット輸入と自動車部品輸入の相違に関するガイドラインを発表した。
(...続きを読む)
1998-01-10 ArtNo.13418(27/1494)
◆<印度>フィリップス、ソールト・レーク工場をプーナに移転
【カルカッタ】フィリップス・インディアLtd(PIL)は8日、西ベンガル州ソールト・レークの工場で各部門マネージャーの会議を催し、同工場を今年6-7月にマハラシュトラ州プーナに移転する方針を決めた。
これによりインド最左派の地方政権によるフィリップスTV工場確保の努力は水泡に帰した。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13420(28/1494)
◆<星>経済開発局、今年も昨年レベルの製造業投資期待
【シンガポール】経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長は9日、「今年の製造業投資には控えめながら楽観的見通しを抱いている」とし、「もし昨年レベルが維持されるなら十分だろう」と語った。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13421(29/1494)
◆<星>教育/国防・治安/インフラは緊縮予算の影響を受けない
【シンガポール】シンガポールの新年度(1998/99)予算案は緊縮型となり、赤字が回避されるが、国家の長期的な繁栄に欠かせぬ教育・訓練/国防・治安/インフラ建設方面の予算が削減されることはない。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13422(30/1494)
◆<星>首相、先週末米大統領と電話で会談/タイ蔵相ら、来星
【シンガポール】先週末にはクリントン大統領がゴー・チョクトン首相に長距離電話をかけ、両首脳は東南アジアの通貨危機の最新状況に関して意見を交換した。
またタイの蔵相/中央銀行総裁が突然シンガポールを訪れた。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13424(31/1494)
◆<馬>経済、6~12カ月内に緩やかな上昇基調回復:首相
【クアラルンプル】マハティール首相は9日、国民がMドルに対する信頼を回復し、株式に投資するなら、マレーシア経済は6乃至12カ月で緩やかな上昇基調を回復するとの見通しを語った。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13425(32/1494)
◆<馬>昨年11月の貿易収支M$7億黒字
【クアラルンプル】マレーシアの昨年11月の貿易収支は輸出が前年同月比30.9%増の216億Mドルをマークしたのに対して、輸入は23.1%増の210億Mドルにとどまったことから、前年同期の5億Mドルの赤字から7億Mドルの黒字を回復した。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13429(33/1494)
◆<印度>来年3月までに特別関税撤廃:蔵相
【ニューデリー】インド政府の経済改革は継続され、関税に関しては削減あるのみで、関税に代わるものとして導入された特別税も1999年3月までに撤廃される。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13430(34/1494)
◆<印度>IPP39社、期限内の燃料供給協定調印に失敗
【ニューデリー】液体燃料を用いた発電プロジェクトを認可された独立電力供給業者(IPP)118社中39社が、12月31日の最終期限から9日を経た今日も依然として石油会社との燃料供給協定(FSA)に調印していない。
(...続きを読む)
1998-01-12 ArtNo.13433(35/1494)
◆<印度>ソフト人材流出:米国発行ビザの40%がインド人向け
【ニューデリー】インド人ソフトウェア専門家の大挙進出で昨年米国政府により発行された入国査証の内40%がインド人に対するもので占められた。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13434(36/1494)
◆<星>首相、戦後最大の金融危機に対応呼びかけ
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は11日、現在域内諸国が直面している金融危機は戦後生じたものの中では最も深刻なもの、と指摘するとともに、与党人民行動党(PAP)と全国労働組合会議(NTUC)に一連のセミナーを催し、危機の実体やその影響に関する国民の理解を助けるよう呼びかけた。
関係セミナーは今後1カ月間に開催されると言う。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13435(37/1494)
◆<星>昨年の貿易統計にアジア金融危機の影響皆無?
【シンガポール】アジア諸国が通貨/証券市場の未曾有の波乱に直面しているにも関わらず、昨年初11カ月の統計から見る限り、シンガポールと域内諸国の貿易取引には何ら顕著な変化は生じていない。
しかしながら貿易開発局(TDB)は新市場の開拓に一層拍車をかける方針だ。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13436(38/1494)
◆<星>企業、アウトソーシングへの関心高める
【シンガポール】アウトソーシング(業務の社外委託)には、なお賛否両論が有るものの、シンガポールの大手企業や組織の関心は益々高まっており、米国拠点の情報技術(IT)コンサルタント会社Metaグループが先週、開催したIT関連のアウトソーシングに関するセミナーには、政府関連機関を含む35社から60人以上の幹部が参加した。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13437(39/1494)
◆<星>企業の引き締めで、ヘッドハンティング会社も試練に
【シンガポール】当地のヘッドハンティング会社の多くは、不作に終わった昨年に続き、今年も求職者にとっての見通しは決して明るくないと予想している。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13441(40/1494)
◆<馬>今年の成長見通しに再度見直しも:副首相
【クアラルンプル】マレーシア政府は向こう数週間のMドル・レートの推移によっては、今年の最新の国内総生産(GDP)成長見通し“4%”に再度見直しを加える。
(...続きを読む)
1998-01-13 ArtNo.13444(41/1494)
◆<印度>地元自動車部品使用率規則緩和の用意:外国貿易総監
【ニューデリー】N.L.Lakhanpal外国貿易総監は11日、3年内に50%の部品を国内調達するよう自動車メーカーに義務づけた新自動車政策を緩和する用意があると語った。
(...続きを読む)
1998-01-14 ArtNo.13449(42/1494)
◆<星>首脳、米財務副長官一行と会談
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は12日、外務省及び金融管理局(MAS)幹部とともにイスタナでローレンス・サマーズ財務副長官に率いられる米国のハイレベル代表団と90分間にわたり会見した。
(...続きを読む)
1998-01-14 ArtNo.13452(43/1494)
◆<星>電子業界にMドル/ルピア値下がりの打撃
【シンガポール】域内諸国の企業とMドルやルピア建てで取引しているシンガポールの電子部品サプライアは為替相場の変動に伴う打撃を被っている。
(...続きを読む)
1998-01-14 ArtNo.13454(44/1494)
◆<馬>ペナン拠点の多国籍企業に労働者不足も
【ペナン】国内経済の不振に関わらずペナン拠点の多国籍企業の労働力需要が急増している。
(...続きを読む)
1998-01-14 ArtNo.13455(45/1494)
◆<馬>失業問題はなく、外人労働者も送還しない:副首相
【クアラルンプル】国内経済は困難に直面しているものの、失業問題は生じておらず、百万人の外国人労働者を本国に送還することもない。
(...続きを読む)
1998-01-15 ArtNo.13464(46/1494)
◆<星>首相、スハルト大統領との会談に満足
【ジャカルタ】ジャカルタ市郊外の大統領公邸で13日夜、1時間にわたってスハルト大統領と会談後記者会見したシンガポールのゴー・チョクトン首相は、スハルト大統領の経済改革実行の決意に満足したと語った。
(...続きを読む)
1998-01-15 ArtNo.13468(47/1494)
◆<星>労働者、待遇よりも地位保全が最大の関心事に:RDS
【シンガポール】シンガポールの労働者にとっては、今や待遇よりも地位の保全が最大関心事となっており、こうした傾向は1985年の不況以来初めてのことと言う。
(...続きを読む)
1998-01-15 ArtNo.13469(48/1494)
◆<馬>副首相、域内経済の自信再建で米国に支援要請
【クアラルンプル】米国のローレンス・サマーズ副財務長官は13日、マレーシアの経済再建努力を賞賛、これに対してマレーシアのアンワル副首相兼蔵相は東アジア経済の自信再建に対する米国の支援を要請した。
(...続きを読む)
1998-01-15 ArtNo.13470(49/1494)
◆<馬>今年の国内総生産成長率3.8%:ロンドン研究機関
【ロンドン】マレーシア経済がタイ・スタイルの落ち込みを見ることはないが、国内総生産(GDP)成長率が4%を割り込むのを防ぐ保証もないと言う。
(...続きを読む)
1998-01-15 ArtNo.13471(50/1494)
◆<馬>経済危機でMSC事業も減速?
【クアラルンプル】マレーシアを襲った経済危機はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)における一部の製品やサービスの開発にも影響を及ぼす可能性が有る。
(...続きを読む)
経済一般 General Economics in 1998