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1999-02-23 ArtNo.18276
◆<星>アナリスト、アジア太平洋経済の力強い回復予想
【ロンドン】ロンドン拠点のコンサルタント会社コンセンサス・エコノミクスがアジア太平洋地域専門のアナリスト130人を対象に調査したところ、大部分の者が来年は域内経済が急速な回復を見ると予想した。
これらのアナリストらの平均予想成長率は、1998年が-7.7%、1999年が-1%であるのに対して、2000年は2.9%のプラス成長が見込まれている。
東北アジア経済は韓国と台湾の復調に牽引され、1998年の+2%、1999年の+4.5%から2000年には5.3%の成長が見込める。
しかしこうした予想は、米国経済が向こう2年間も依然として2%の成長を維持し、欧州経済が今年リセッションを免れるとともに、来年一層の回復に転じることを前提にしている。
日本経済は引き続き低迷を続けるものの、台湾、韓国、タイを中心に域内諸国の輸出の急速な回復が見込まれ、中国も7%以上の成長を維持するものと見られている。金融引き締めが維持されるため、中国経済にこれまでのように多大な期待を寄せる者は少ないが、人民元の値下がりを予想する者も少数にとどまった。
アジア諸国の貿易黒字は昨年ほどではないにしろ、向こう2年間も健全なレベルを維持する見通しで、シンガポールに関しては1998年130億米ドル/1999年110億米ドルが、マレーシアについては1997年40億米ドル/1998年143億米ドル/1999年131億米ドルが見込まれている。こうした黒字は主に経済活動減退に伴う輸入の減少によるものだが、アナリストらは2000年代当初2年間には堅調な輸出成長を予想している。
シンガポール経済の先行きは輸出貿易の成績如何にかかっており、したがってアジア市場における消費支出の拡大と、米国経済の活況持続が鍵になる。また最近の一層の金融開放政策がシンガポール経済の回復に寄与する見通しだ。しかし韓国の半導体製造の拡大はシンガポールの同業界に脅威を及ぼすと同時に、価格の軟化をもたらすものと見られる。
アナリストらはシンガポールが今年は0.5%のデフレを経験するものの、2000年には再び0.9%のインフレに転じると見ている。(BT:2/22)
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