1999-02-04 ArtNo.18111
◆<馬>自動車販売、今年は13.2%アップ:証券会社
【クアラルンプル】マレーシアの今年の自動車販売台数は、昨年同期比13.2%増の18万5433台をマーク、来年は更に15%増の21万3248台に達する見通しだ。
KAF-Seagroatt & Campbell Securitiesはこのほど以上の見通しを発表したが、これ以前には、今年の販売台数は昨年比8.9%増の17万1922台と予想していた。
KAFの報告によれば、昨年12月の自動車販売は、前年同月比19%の成長を記録、昨年下半期以来の上昇基調から見て、最悪の時期は乗り越えたものと見られる。
今年の成長見通しは、国内総生産(GDP)の0.8%のマイナス成長、失業率の2.7%から5~6%への上昇、賃金カットや就業機会の低下等の要因を前提に算出されている。また国産車販売は15%増、非国産車販売は5%増と予想されている。
自動車販売の増加に関わらず、自動車会社の財政状況は円の対Mドル相場の上昇等で引き続き厳しい状況が持続する見通しだ。しかしこれらの自動車会社は1990年以来の好業績で、経済危機乗り切りに必要な資金を確保していると言う。(STAR,LZ:2/3)
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