1999-02-02 ArtNo.18084
◆<印度>多国籍家電会社、消費財ブームに乗じ続々黒字達成
【ニューデリー】ここ数年間にインド市場に進出した少なからぬ多国籍家電会社が、耐久消費財ブームに乗り、目標を繰り上げ、続々黒字を達成している。
ソニー(12クロー)、サムソン(5クロー)、LG(420万ルピー)は昨年、揃って採算ラインに乗り、かなりの黒字実現したものも有る。ソニー、サムソンは3年前に、LGはその1年後に、それぞれインド進出を果たしている。
音響機器のフィリップスも昨年はマイナス成長に歯止めをかけ、黒字を確保、パナソニック、Whirlpool、エレクトラックスは現行年度の収支均衡を見込んでいる。
ROGの調査レポートによれば、1998年1-11月期にインドの消費用電子製品売上は40%アップ、冷蔵庫と洗濯機の販売は各21%と18%の伸びを見た。(ET:2/1)
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