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1999-01-12 ArtNo.17868
◆<馬>自動車産業、今年は10~20%成長
【クアラルンプル】マレーシアの自動車産業は過去6ヶ月、市況の回復を見ており、業界観測筋は今年も10~20%の成長を予想している。しかしながら、成長の足並みは国内経済の復調に大きく依存しており、自動車産業の完全な復調も2000年末以降になる見通しと言う。
マレーシア自動車販売業者協会(MMTA)のアイシャ・アハマド会長によれば、昨年の自動車販売は16万台の目標を達成できたものと見られ、見通しは明るい。MMTAは今年10%の成長を予想しているが、15~20%の成長を予想するものもある。一部の者は今年の販売台数を18万台と予想しており、この内の大きな部分が乗用車で占められそうだ。第2国産車製造元プロドゥアのラーマン・オマル重役(MD)は、一層楽観的で今年の販売台数を22万~25万台と予想した。
ダイレクショナル(M)Sdn Bhdのセールス・マネージャー、T.Venthan氏も10%の成長見通しはかなり控えめと指摘する。同氏はその理由としてフレキシブルなカー・ローン・スキームと値下げの潮流を指摘した。
国産車製造元のプロトンやトヨタは昨年初には10ヶ月分の在庫を抱えていたが、値下げ戦略により在庫量を3ヶ月分に引き下げた。プロトンのベスト・セラー、イスワラやウィラの購入者は今では直ちに引渡を受けられず、待機を強いられている。プロドゥア・カンチルの待ち時間は2ヶ月、クンバラは4ヶ月に及ぶ。
しかしアイシャ女史は、一部のディーラーはMドル相場下落の影響を受けており、流通過程に滞留した在庫が一掃され、新モデルが出回る際には、ディーラーは旧価格を維持することはできないと語る。ラーマン氏もこの点を認め、プロドゥアは将来も現在のディスカウント価格を維持することはできないと指摘した。
アナリストらは、少なからぬ企業が解雇を行っている現状では、自動車産業復調の鍵になる消費者の自信回復は望めないと指摘する。
Ventan氏によれば、目下のところプロトンとプロドゥアが92%、日本車が6%、欧州車が2%の市場シェアを占めていると言う。(STAR:1/11)
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