1999-01-21 ArtNo.17958
◆<馬>総選挙間近?
【クアラルンプル】マハティール首相はハリラヤ・プアサの祝日後に与党連合国民戦線(BN/NF)の代表と会議する予定で、観測筋は数週間以内に総選挙が行われる可能性があると予想している。
BN書記長を務めるモハマド・ラマ情報相は16日、BN各メンバーに対して、選挙の時期はマハティール首相に委ねられているが、直ちに準備に着手すべきだと呼びかけた。
地元紙は、サバ州政府の任期が今年3月18日に満了し、選挙を行う必要があり、仮に与党が惨敗するなら、来年4月までに実施せねばならない総選挙にも影響を及ぼすため、国会総選挙をサバ州議会選挙と同時に実施する可能性があると予想している。
前回のサバ州選挙では野党サバ団結党(PBS)が25議席を獲得したものの、その後同党の3議員が与党に鞍替えしたため、与党が辛うじて州政権を維持した経緯がある。
一方、アンワル前副首相夫人のワン・アジザン・ワン・イスマイル女史は19日、次期総選挙に際して夫に代わりペナン州プルマタンパウ区の国会議員選挙に立候補する可能性を示唆した。それによると、同女史は主婦に過ぎないが、夫が立候補できず、夫の支持者がそれを望むなら立候補する用意がある。最後まで闘争を続けるのが主眼であり、立候補するかしないか、当選するかしないかは、問題ではない。その限りにおいて自ら立候補し、参政する可能性も否定しないと言う。(BT:1/18,LZ:1/18,19,20)
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