1999-02-19 ArtNo.18253
◆<印度>自動車部品業、来年はゼロ成長、最悪の時期乗り切り
【ニューデリー】国際的な需要不振や国内市場における商用車販売のスローダウンから来年はインド自動車部品産業のゼロ成長が見込まれている。
自動車部品製造業者協会(ACMA)のVK Mehta副会頭が16日、インディア・エンジニアリング・トレード・フェア(IETF)99の会場で記者会見したところによると、来年はゼロ成長が見込まれるものの、最悪の時期は乗り越えた。現在は将来の成長に向けた調整期もしくは過渡期と見なされ、向こう3年間には輸出が現在の3億米ドルから10億米ドルに拡大、生産額も5年内に3倍、また10年内には5倍に拡大する見通しだ。この結果10年後には輸出が生産総額の20%に達するものと見られる。
自動車部品業界は3年後には世界貿易機構(WTO)の条件を受け入れねばならないと言う。(ET:2/17)
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