解説/論評 Interpretation/Commentary in 2003
◆地元パートナー、拒否権喪失も
【ニューデリー】インド政府は、合弁事業の外国パートナーに、類似した合弁事業や完全出資子会社を設ける際、地元パートナーの了解を得るよう義務づけた『Press Note 18』にサンセット条項(原義は必要性を定期的に点検することを定めた条項)を設ける可能性を検討している。
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2003-06-04 ArtNo.31298(52/141)
◆インド鉄鋼市場、3年後には供給不足に直面:Crisil
【コルカタ】インドの鉄鋼市場は、中国の旺盛な需要の持続と内需の成長に伴い、2006-07年には供給不足に直面する見通しだ。
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2003-06-04 ArtNo.31300(53/141)
◆PTA/MEG国際価格ダウン:RIL幹部
【ニューデリー】高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)とモノエチレン・グリコール(MEG)の国際価格は向こう1、2週間に目立った下降を見るものと予想される。
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2003-06-04 ArtNo.31301(54/141)
◆アジアのPTA/MEG価格アップ
【ニューデリー】高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)のアジア市場価格は、6月引渡分に対する中国の強い需要に支えられ、過去2週間急騰しており、インドにおけるポリエステルとポリエチレン・テレフタレート(PET)価格にも向こう2ヶ月ほど上方圧力がかかる見通しだ。
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2003-06-04 ArtNo.31303(55/141)
◆インド業界、先行きに中程度の自信
【ニューデリー】インド産業界は今年4-9月の業績と経済動向に対して中程度の自信を抱いている。
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2003-06-06 ArtNo.31311(56/141)
◆二輪車がインド自動車産業の成長牽引:フロスト・サリバン
【ニューヨーク】消費税減税、新モデル、可処分所得の拡大、消費者心理の変化がインド自動車産業の成長を牽引しており、乗用車両(personal transportation vehicles)の中では、モーターサイクルの成長が最も速く、乗用車(passenger cars)がこれに次いでいる。
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2003-06-06 ArtNo.31312(57/141)
◆運送業界、イラク戦争/SARS/米国不況の打撃を近く克服
【バンガロール】インド貨物輸送・ロジスティクス業界は、イラク戦争/重症急性呼吸器症候群(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)/米国景気後退の懸念と、相次ぐ災禍に見舞われ、動揺しているが、業界観測筋は、7月には正常に戻ると予想している。
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2003-06-11 ArtNo.31334(58/141)
◆モンスーンの遅れ、経済の復調に影響:経済監視センター
【ムンバイ】モンスーン到来の遅れは、既に経済の復調に影響を及ぼし、旱魃、水不足のリスクを高めている。
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2003-06-11 ArtNo.31345(59/141)
◆エアコン市場、過当競争で一部プレーヤー脱落も
【ニューデリー】マージンの下降と参入者の増加で、これまで急成長を遂げてきたエアコン市場に地殻変動が生じ、一部プレーヤーが脱落する可能性も予想されている。
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2003-06-25 ArtNo.31427(60/141)
◆IT産業の復調でインド・ソフトウェア専門職の就業機会拡大
【ニューデリー】インドのソフトウェア専門家は、情報技術(IT)産業市況の世界的な回復の兆しが生じる中で、向こう1年間により多くの就業機会に恵まれそうだ。
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2003-06-25 ArtNo.31432(61/141)
◆インド企業、中国ビジネスの重心を貿易から製造にシフト
【ニューデリー】インド企業の中国市場進出が拡大する中で、ビジネスの重心も貿易から製造にシフトしつつある。
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2003-06-27 ArtNo.31447(62/141)
◆ソフト会社、ナレッジ・マネージメント梃子に競争力アップ
【バンガロール】情報と知識が経済成長を牽引する時代が到来する中で、ソフトウェア企業各社はナレッジ・マネージメントを武器に競争力強化に努めており、『知識は力』という言い古された格言の今日的意味が問われている。
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2003-06-27 ArtNo.31448(63/141)
◆IBMのナレッジ・マネージメント戦略
【バンガロール】IBMのナレッジ・マネージメント・イニシアチブの中核は、ICM/Asset Webと、知的財産の収集・管理・出版を支援するアプリケーション、Lotus Notes/Dominoから成っている。
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2003-06-27 ArtNo.31449(64/141)
◆Cognizantのナレッジ・マネージメント戦略
【バンガロール】Cognizant Technologies(CT)は、無形の知識資産を収集するため、野中稔/竹内弘高両氏が考案した共同化(Socialization)/表出化(Externalization)/連結化(Combination)/内面化(Internalization)のSECIモデルを採用したオフライン・ナレッジ・マネージメント・プラクティスを導入している。
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2003-06-27 ArtNo.31450(65/141)
◆Infosysのナレッジ・マネージメント戦略
【バンガロール】Infosysは、ナレッジ・マネージメントの4側面、“ピープル”、“プロセス”、“テクノロジー”、“コンテンツ”に照準を合わせ、異なる方針や時を追って変化するニーズにも対応できるスケーラブルなナレッジ・マネージメント・アーキテクチャーの構築を図っている。
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2003-06-27 ArtNo.31451(66/141)
◆Wiproのナレッジ・マネージメント戦略
【バンガロール】Wiproは社内のナレッジ・マネージメント・ソリューションとしてWipro01 marketsを採用した。
同ソリューションはビジネスの全ての領域、全ての機能をカバーしている。
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2003-07-02 ArtNo.31473(67/141)
◆建設/自動車産業中心に国内鉄鋼需要持続的成長
【ニューデリー】国内鉄鋼業界は揃って海外、取り分け中国市場に目を向けているが、今後は国内市場における需要の急成長が望める。
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2003-07-02 ArtNo.31474(68/141)
◆ハリヤナ/ウッタルプラデシュ自動車業界、慎重な見通し
【ニューデリー】ハリヤナ州とウッタルプラデシュ州の自動車及び自動車部品産業は、向こう6ヶ月のビジネスに慎重な見通しを抱いている。
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2003-07-02 ArtNo.31475(69/141)
◆自動車産業、労働コストが総売上げの20%に
【ムンバイ】自動車産業売上げに占める労働コストの比率は8~10%と言う主要メーカーの主張とは異なり、実際の比率は20%に達することが最近の自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers' Association)の調査により明らかになった。
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2003-07-02 ArtNo.31476(70/141)
◆バイク会社、エコノミーからスタイル&パワーにシフト
【ニューデリー】消費者がパワーとスタイルをより重視するようになる中で、モーターサイクル市場にダイナミックな変化が生じつつある。
昨年、125-150ccクラスの販売台数は2倍に拡大、モーターサイクル部門全体の成長率の3倍以上の伸びを記録した。
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2003-07-02 ArtNo.31483(71/141)
◆化学製品輸出の成長は目覚ましいが依然不十分:化学省次官
【コルカタ】インドの化学品輸出は過去7年間に140%の成長を見、1200クロー(US$2.56億)に達したものの、5450億米ドルの世界化学品貿易の1.3%を占めるに過ぎない。
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2003-07-07 ArtNo.31503(72/141)
◆バジャジ、二輪車市場の激戦予想
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd (BAL)のRahul Bajaj会長兼MDは、このほど2004年以降に二輪車市場に究極の戦争“mother of all battles(イラクのサダム前大統領の言)”が発生すると予言した。
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2003-07-09 ArtNo.31527(73/141)
◆Nasscom、ビジネス・インテリジェンス市場の急成長予想
【ティルバナンタプラム】インドのビジネス・インテリジェンス(BI)市場は依然として未開拓だが、今後多くの企業がその異なる成長段階、異なる階層においてBIツールを用いるものと見られ、既に多くのソフトウェア・ベンダーがそのエンタープライズ・リソース・プラニング(ERP)パッケージに同ツールを含めるようになっている。
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2003-07-11 ArtNo.31534(74/141)
◆6月の乗用車セール、A/Cセグメントが成長牽引
【ムンバイ】今年6月の乗用車販売はC(50万-100万ルピー)セグメントの好調とA(28万ルピー未満)セグメントのリバイバルにより牽引され、Dセグメント(120万-190万ルピー)も目覚ましい伸びを見た。
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2003-07-11 ArtNo.31537(75/141)
◆買い換え需要が二輪車市場を牽引
【ムンバイ】二輪車市場は、2年にわたる急成長の後、昨年12月以降需要に陰りが生じている。
こうした中で二輪車各社は買い換え需要に照準を合わせ、販売ボリュームの維持を図り始めている。
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2003-07-14 ArtNo.31560(76/141)
◆西ベンガル州への日本投資急速に縮小
【コルカタ】西ベンガル州では目下、日本資本による7件のプロジェクトが進められているが、日本企業の投資活動は急速に縮小している。
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2003-07-16 ArtNo.31563(77/141)
◆バイク・バイヤー、価格からパフォーマンスにシフト:ICRA
【ニューデリー】昨年(2002-03)は、モーターサイクル市場全体に占める排気量の比較的大きいセグメント(152-250cc)のシェアが前年の7%から11%にほぼ2倍に拡大したことや、値下げに関わらずHero Hondaの市場シェアが拡大しなかったことから、ライダーが価格志向からパフォーマンス志向にシフトしつつあることが窺える。
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2003-07-16 ArtNo.31571(78/141)
◆バイオインフォマティクス市場US$2000万
【ムンバイ】インドのバイオインフォマティクス市場は2006年までに1500万~2000万米ドルに拡大、また世界市場は2001年の6億9700万米ドルから17億米ドルに年率(CAGR:compounded annual growth rate)20%の成長が見込まれる。
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2003-07-21 ArtNo.31595(79/141)
◆今年上半期のエアコン販売期待はずれに
【ニューデリー】エアコンディショナー・メーカーは今年は少なくとも15~20%の売上げの伸びを期待していたが、今年上半期(2003/1-6)の成長率は僅か7%か、最高でも15%にとどまったようだ。
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2003-07-23 ArtNo.31607(80/141)
◆今年の農業生産7.5%アップ:経済監視センター
【チェンナイ】モンスーン到来の遅れやタミールナド/アンドラプラデシュ等一部の地域における雨不足が伝えられているにも関わらず、インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)は2003-04年の農業生産成長率を7.5%と予想した。
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2003-07-23 ArtNo.31608(81/141)
◆JPCアナリスト、鉄鋼市場の先行きに警鐘
【ニューデリー】強い輸出需要と高い国内価格に支えられ、破産に貧していた鉄鋼会社さえ黒字を回復している。
鉄鋼業界は活況を謳歌し、最良の日はこれからと、強気だ。
確かにそう信じる理由は有るが、こと国内に関しては、何もかも良好と言う訳ではない。
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2003-07-23 ArtNo.31620(82/141)
◆新特許制度、US$150億米ドル・バルク薬品市場オープン
【コルカタ】インドが2005年に新特許制度に移行するのに伴い、インド製薬産業には150億米ドルのバルク薬品市場を開拓する機会が開ける。
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2003-07-30 ArtNo.31656(83/141)
◆スポーツ・ユーティリティー・ラッシュ、スローダウン?
【ムンバイ】スズキVitara、シボレーForester、三菱Pajero等、スポーツ・ユーティリティー車(SUV)のデビュー・ラッシュは、ここに来て若干スロー・ダウンした感が有る。
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2003-07-30 ArtNo.31661(84/141)
◆今年は順調なモンスーンで農薬販売3-4%アップ:PMFAI
【ムンバイ】今年のモンスーンがこれまでのところ順調で、今後も良好な降雨に恵まれそうなことから今年は農薬販売の3~4%の伸びが予想されている。
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2003-08-01 ArtNo.31676(85/141)
◆昨年の通信サービス成長率5%
【ニューデリー】インドの通信サービス市場規模は一昨年(2001-02)の4万7908クローから昨年(2002-03)の5万358クロー(US$109.39億)に5.11%の成長を見た。
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2003-08-04 ArtNo.31680(86/141)
◆製造業の復調持続:CII-Asconレポート
【ニューデリー】今年第1四半期(2003/4-6)の生産動向は、昨年第4四半期に生じた製造業の復調と成長基調が持続していることを示している。
経済の復調と全般的需要拡大に支えられ、今年第1四半期には良好な成長を遂げた部門が増加した。
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2003-08-04 ArtNo.31689(87/141)
◆インドIT市場、2006年まで27.9%成長
【バンガロール】インドの情報技術(IT)市場は、国内市場と輸出市場を含め、複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)27.9%の成長を遂げ、2006年には19万6105クロー(US$425.99億)に達するものと見られる。
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2003-08-04 ArtNo.31690(88/141)
◆インド製薬業界、BPOビジネスの膨大な機会に興奮
【ニューデリー】インドのインフォテック企業はビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)の機会が失われることに懸念を抱いているが、それとは対照的にインド製薬業界は2005年の新特許制度導入後のBPOビジネスに期待を高めている。
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2003-08-06 ArtNo.31697(89/141)
◆ルピー相場問題でエコノミストと業界の意見分かれる
【ニューデリー】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)が市場に介入して、ルピー為替相場の一層の強化を阻止すべきか否かに関してエコノミストと業界の意見が分かれている。
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2003-08-08 ArtNo.31710(90/141)
◆インド繊維会社収益、中国の同業者を凌駕
【ニューデリー】インドの一部繊維会社の収益は、中国/米国/ブラジル/台湾/韓国の同業者のそれを上回っている。
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2003-08-13 ArtNo.31751(91/141)
◆取引活発化で化学品価格激動
【ムンバイ】インド国内の化学品価格は目まぐるしく変動しており、トレーダー筋は過去5年来最も激しい変動ぶりと評している。
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2003-08-13 ArtNo.31754(92/141)
◆今年のサービス部門成長率7-7.5%:CII-ASCON
【ニューデリー】インドのサービス産業は引き続き安定した成長を遂げ、今年通年の成長率は7~7.5%と予想される
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2003-08-20 ArtNo.31785(93/141)
◆産業連盟、今年の経済成長予測を6.5-6.8%に上方修正
【ニューデリー】インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)は、農業部門の復調と、工業/サービス両部門の引き続く好調な成長基調に照らし、今年(2003-04)の国内経済の成長見通しを6.5-6.8%に上方修正した。
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2003-08-20 ArtNo.31790(94/141)
◆アルミ/銅業界、ルピー値上がりに異なる反応
【ムンバイ】最近、ルピーの対米ドル相場がほぼ5%上昇した問題に関して、アルミニウム輸出業者は「多少影響を被った」としているが、銅製造業者は「輸入銅精鉱(copper concentrate)の90%が値下がりした」と歓迎している。
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2003-08-20 ArtNo.31791(95/141)
◆化学品輸出、ルピー値上がりに関わらず堅調な伸び
【ムンバイ】ルピーの対米ドル相場上昇に関わらず、バルク薬品/化粧品/基礎化学品/医薬品/無機化学品/有機化学品/農業化学品を含む化学品の今年上半期(2003/1-6)の輸出は1万1800クロー(US$25.63億)と、昨年同期の約1万1000クローを上回り、堅調な成長を見た。
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2003-08-27 ArtNo.31844(96/141)
◆実行過程の投資計画2.61%ダウン:経済監視センター
【ムンバイ】投資トレンドには業種により復調の兆しも見られるものの、全般的投資シナリオは引き続き低調に推移している。
未完了の投資計画(outstanding investment)は、電力プロジェクトの遅れとその結果としての投資計画の遅延により深刻な影響を受けている。
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2003-08-29 ArtNo.31845(97/141)
◆中国の鉄鋼購買スローダウン
【コルカタ】鉄鋼輸入割当の期限が間近に迫ったことから、中国における一部の鉄鋼品目のトン当たり価格が15~25米ドル下降している。
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2003-08-29 ArtNo.31850(98/141)
◆アルミ製造能力拡張でか焼石油コークスの世界需要拡大
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のか焼石油コークス(CPC:calcined petroleum coke)及び電力生産会社、Rain Calcining Ltd (RCL)は、アフリカ/西アジア/欧州/インド等の地で向こう2、3年間に既存アルミニウム精練施設の拡張が準備されていることから、この機に乗じCPCの生産能力を拡張する計画だ。
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2003-09-01 ArtNo.31860(99/141)
◆今年のGDP成長、当初予測を遙かに上回る:中央銀行
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は、農業部門の力強い復調と工業部門の健全な成長から見て、今年通年の国内総生産(GDP)成長率は、4月に新信用政策を発表した際の予測値6%を遙かに上回るとの見通しを明らかにした。
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2003-09-01 ArtNo.31862(100/141)
◆鉄鋼一次メーカーに亀裂、値上げ延期?
【コルカタ】拘束力のない非公式な合意の下に、価格の設定や市場政策の面で共同歩調をとって来た鉄鋼一次生産者の間に亀裂が生じ、足並みの乱れを見せている。
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解説/論評 Interpretation/Commentary in 2003