NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-07-23 ArtNo.31620
◆新特許制度、US$150億米ドル・バルク薬品市場オープン
【コルカタ】インドが2005年に新特許制度に移行するのに伴い、インド製薬産業には150億米ドルのバルク薬品市場を開拓する機会が開ける。
ビジネス・スタンダードが7月17日報じたところによると、インド化学製造業者協会(ICMA:Indian Chemical Manufacturers Association)が主催した『現代ハーバル薬品製造の優良規範:競争力増進ツール(Good Practices in Manufacturing of Modern & Herbal Drugs: A Tool for Competitive Advantage)』と題するセミナーの会場で、バルク薬品製造業者協会(BDMA:Bulk Drug Manufacturers Association)のVenkat Jasti会頭は以上の見通しを語った。それによると、インド製薬業界には、中期的に150億~200億米ドルの新薬開発研究ビジネスにも参入する道が開ける。
しかしそのためには、インド政府が新特許制度を厳格に実行し、諸外国の信用を勝ち取る必要がある。またインド製薬業界が、規制の厳しい市場(regulated market)に参入するためには、医薬品の品質に関するcGMP(current good manufacturing practice:米国の時代や技術の進歩に伴い変化する動的規制)を厳格に遵守せねばならない。
インドは知的財産権(IRP:intellectual property right)保護の面で先ず実績を示し、諸外国の信頼を勝ち取る必要がある。このため新特許制度に移行したその日からアウトソーシング・ビジネスの機会が生じる訳ではない。その種のビジネスが本格的に流入するようになるのは、2008年以降になるものと見られる。
この種のビジネス機会は決して大手企業により独占される訳ではなく、中小企業もアウトソーシング・チェーンの中でそれなりの役割を担うことができる。しかしcGMPを遵守するには、相当な投資を必要とするため、政府は中小企業のこの種の投資を補助する必要がある。
業界観測筋によれば、全てのプレーヤーが、新特許制度下の競争環境に適応出来る訳ではなく、ある種の再編が必要になるものと見られる。何れにしてもインド製薬産業は現在の50億米ドルから2010年までに250億米ドルに成長するものと見られ、この内バルク薬品産業は20億米ドルから120億米ドルに一層急速な成長を遂げる見通しと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.