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2003-08-08 ArtNo.31710
◆インド繊維会社収益、中国の同業者を凌駕
【ニューデリー】インドの一部繊維会社の収益は、中国/米国/ブラジル/台湾/韓国の同業者のそれを上回っている。
インディアン・エクスプレスが8月6日伝えたところによると、ICICI Securitiesは最近の調査レポートの中で、例えば『Arvind Mills/Raymond/Century Textiles等のインド繊維会社の営業利益及び粗利益は、中国拠点のShanghai Worldbest/Hufang/Wuxi Qingfengや米国拠点のBurlington/Unfi Inc/Cone Millsの営業利益及び粗利益を上回っている』と指摘している。インド繊維会社3社Arvind/Raymond/Centuryの平均粗利益率と営業利益率は各約42%と10%、これに対して世界の主要繊維メーカー13社の平均はそれぞれ約22%と6.3%となっている。
またインド製ジーンズは、中国製やメキシコ製に比べコスト競争力を備えている。インド製ジーンズの米国における陸揚げ価格は中国製とほぼ等しく、メキシコ製を7%下回る。現在16.8%の輸入関税が2005年1月1日に引き下げられるなら、メキシコ製のコスト競争力は一層減退する。
国際繊維製造業者連盟(ITMF:International Textile Manufacturers Federa-tion)によれば、インドはその低い労働コストと原料コストに支えられ、世界最低コストの繊維生産国の1つに数えられる。ICICI Securitiesによると、高い電力コストと資本コスト(減価償却費)が、インドのこうした強みを減退させて来たが、過去3年間に金利が500ベイシス・ポイント下降し、資本財コストも下降線を辿っているため、インドのコスト競争力は更に強化しつつある。
貿易割当制度の撤廃により、世界の繊維取引は2005-15年の間に3倍増を記録する見通しで、インド繊維産業のプレーヤーは、Y2Kでインドソフトウェア産業が享受したものに匹敵する恩恵を被ることができるものと期待している。
Arvind Mills幹部は、「貿易割当制の撤廃後、世界繊維産業のソーシング拠点はコスト競争力の有るアジア、取り分けインドにシフトし、世界繊維貿易に時代を一新するような変化が生じる」と予想した。こうした中でArvind Mills、Raymond、Ashima、Bombay Dyeing等の地元大手繊維会社は、世界市場のより大きなシェアを手にすることができる見通しと言う。
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