解説/論評 Interpretation/Commentary in 1998
◆<星>米ドルの相場の引き下げはリスキー:上級相
【シンガポール】米国と日本は手を携えて円の急落を防止すべきだが、米ドルが急落するような事態も回避せねばならない。
米ドル相場の引き下げを云々すれば、ニューヨーク証取の株価を急落させ、一層深刻な災難を招く恐れがある。
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1998-06-17 ArtNo.15349(102/257)
◆<星>円安は日本企業にも打撃:樋口経団連副会頭
【シンガポール】経済広報センターとシンガポール・インスティテュート・オブ・インターナショナル・アフェアーズが15日共催したセミナーの席上、樋口廣太郎経団連副会頭(アサヒビール会長)は円が現状レベルよりさらに下降すれば、大部分の日本企業が深刻な打撃を受けると指摘した。
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1998-06-18 ArtNo.15361(103/257)
◆<星>域内環境悪化すれば、マイナス成長も:金融管理局幹部
【シンガポール】シンガポールの今年の経済成長は政府見通しの2.5~4.5%の底辺に近いものになる見通しだが、仮に域内の経済環境が一層悪化すればマイナス成長もあり得る。
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1998-06-18 ArtNo.15362(104/257)
◆<星>域内経済危機は来年以降の外国投資に影響:EDB
【シンガポール】昨今のアジア経済危機は来年以降、向こう数年のシンガポールの外国投資誘致に影響を及ぼす見通しだ。
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1998-06-18 ArtNo.15366(105/257)
◆<馬>最悪の時期はこれから:シンクタンク
【クチン】マレーシアン・インスティテュート・オブ・エコノミック・リサーチ(MIER)のモハメド・アリフ常務理事(ED)は16日、マレーシアの経済危機はまだ最悪の時期を迎えておらず、今後一層厳しい事態が予想されると警鐘した。
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1998-06-22 ArtNo.15413(106/257)
◆<馬>銀行金利は合理的レベル:AMBC会長
【クアラルンプル】アラブ・マレーシアン・バンク・コーポレーション(AMBC)のアズマン・ハシム会長は19日、目下マレーシアの銀行界が徴収している貸出金利は合理的水準との見解を明らかにした。
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1998-06-24 ArtNo.15436(107/257)
◆<星>リセッションは不可避:アナリスト
【シンガポール】エコノミストらは、経済状況に改善が見られないなら、譬え政府が景気浮揚策を講じてもシンガポールが今年リセッションに陥ることは免れないと予想している。
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1998-06-24 ArtNo.15444(108/257)
◆<馬>首相、国産車のアイデンティティー維持の必要強調
【シャーアラム】マハティール首相は22日、世界的な自動車産業再編の中にあってもプロトンの国産車としてのアイデンティティーを維持する必要を強調した。
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1998-06-26 ArtNo.15466(109/257)
◆<星>データ・サービスがシングテルの第2の収入源に
【シンガポール】インターネット・アクセス等のデータ・サービスが、2002年までに移動電話ビジネスに替わって、シンガポール・テレコム(シングテル)の国際電話事業に次ぐ第2の収入源になる見通しだ。
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1998-06-26 ArtNo.15476(110/257)
◆<印度>公共企業売却を経済制裁対抗の手段に:DC会長
【ニューデリー】インド政府が公共企業(PSU)の戦略的権益を売却。
しかも1社や2社ではなく1度に10社を売却、多国籍企業20社の投資を確保するなら、ムーディーズの信用格付けや米国/日本政府の経済制裁も撥ね返すことができる。
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1998-06-27 ArtNo.15481(111/257)
◆<星>副首相、下半期にリセッション予想
【シンガポール】リー・シエンロン副首相は、シンガポールが今年下半期にリセッションに陥る可能性を認める発言を行った。
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1998-06-27 ArtNo.15482(112/257)
◆<星>今年は最悪のリセッションに:南洋理工大学エコノミスト
【シンガポール】南洋理工大学(NTU)エコノミック・モデリング・ユニット(EMU)のエコノミストは25日催された“シンガポール経済の予測と環太平洋盆地中央銀行政策検討会”の席上、今年はシンガポール経済が、1985年(-1.6%)を上回るリセッションに陥り、通年で1.67%のマイナス成長を記録するものと予想した。
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1998-06-30 ArtNo.15511(113/257)
◆<星>上級相、過度な節約に警鐘
【シンガポール】リー・クアンユー上級相は28日、シンガポールは今年何とかリセッションを回避できるとの見通しを示すとともに、国民に悲観主義に陥り、過度な節約を行わぬよう呼びかけた。
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1998-07-02 ArtNo.15541(114/257)
◆<星>副首相、向こう5年間低成長持続予想
【シンガポール】シンガポールへの域内経済危機の影響は今のところ比較的軽微だが、シンガポールも他の域内諸国同様向こう5年間は低成長を覚悟せねばならない。
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1998-07-04 ArtNo.15575(115/257)
◆<星>消費者情緒指数急降下:タマセク高専
【シンガポール】シンガポールの消費者情緒指数は昨年下半期の116.15から今日の58.07に急降下した。
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1998-07-07 ArtNo.15605(116/257)
◆<星>日本のY2K対策は最悪:調査会社
【シンガポール】世界中がY2K問題(2000年以降コンピューターが年号を認識できなくなる問題)に対処するため情報技術(IT)専門家の確保に躍起になっている中で、日本企業はほとんど対応策を講じておらず、このまま行けば日本は2000年までに一層深刻な経済危機に陥る恐れがあると言う。
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1998-07-08 ArtNo.15616(117/257)
◆<星>通貨危機再来の可能性大:エコノミスト
【シンガポール】UBS AG投資銀行部門Warburg Dillon Readのチーフ・エコノミスト、ジョージ・マグナス氏によると、円相場が来年6月までに155円前後に下降、これをきっかけにアジアが第2の通貨危機に見舞われる可能性が大きいと言う。
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1998-07-08 ArtNo.15621(118/257)
◆<馬>経済は第4四半期に底入れ
【クアラルンプル】マレーシア経済は依然として苦痛を伴う調整を必要としているが、Mドル相場の波乱は峠を越し、国内景気も今年第4四半期には底入れする見通しだ。
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1998-07-09 ArtNo.15631(119/257)
◆<星>来年はリセッションも:首相
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は7日、シンガポールが来年リセッション陥る可能性が大きいことを認める一方、今年については、第4四半期に極度な不振に陥らない限り、マイナス成長は免れるとの見通しを示した。
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1998-07-09 ArtNo.15636(120/257)
◆<馬>今年の成長予測を更に下方修正:副首相
【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は7日、2-3%の今年の国内総生産(GDP)成長予測に再度下方修正を加える必要を確認するとともに、景気浮揚のため法人税率/所得税率を引き下げる可能性を示唆した。
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1998-07-10 ArtNo.15647(121/257)
◆<星>エコノミスト、来年もプラス成長予想
【シンガポール】シンガポール政府が来年はリセッションに陥る可能性を示唆したにも関わらず、少なからぬエコノミストは依然としてシンガポール経済が来年も、プラス成長を維持できるものと見ている。
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1998-07-11 ArtNo.15662(122/257)
◆<星>電子産業、高付加価値領域にシフト:EDB副会長
【シンガポール】シンガポール電子産業は、不安定な足場に立たされているものの、急速に高付加価値領域にシフトしている。
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1998-07-17 ArtNo.15736(123/257)
◆<星>首相、過度な事業縮小に警鐘
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は15日、企業に対し、景気不振に過敏になり、事業を過度に縮小するなら、復興の機会を自ら摘み取ることになりかねないと警鐘した。
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1998-07-20 ArtNo.15771(124/257)
◆<馬>DRB-Hicomも再編不可避:アナリスト
【クアラルンプル】DRB-Hicomグループの組織再編問題が再び話題に上っている。
今回の再編は単なる大掃除や整頓ではなく、放置すればグループを半身不随に陥らせる恐れのある莫大な負債の処理が中心課題と言う。
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1998-07-22 ArtNo.15797(125/257)
◆<星>国産電子製品輸出、向こう半年も低迷:TDB
【シンガポール】シンガポールの国産非石油製品輸出の70%を占める国産電子製品輸出は、今年下半期も低調が見込まれる。
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1998-07-22 ArtNo.15798(126/257)
◆<星>石油業界、インドネシア需要半減で打撃
【シンガポール】インドネシアにおける石油需要が激減したことからシンガポール製油業界が深刻な打撃を受けている。
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1998-07-23 ArtNo.15811(127/257)
◆<星>チップ産業、価格軟化で過去最大のピンチに
【シンガポール】第2四半期に半導体価格が大幅に下降したことから、シンガポール拠点のチップ・メーカーも苦境に立たされている。
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1998-07-23 ArtNo.15812(128/257)
◆<星>今年のウエハー・ファブ機器支出17%ダウン
【シンガポール】世界のチップ・メーカーは今年ウエハー・ファブリケーション機器への支出を昨年に比べ17%ほど切り詰める見通しだ。
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1998-07-23 ArtNo.15816(129/257)
◆<馬>通年の国内総生産落ち込みは小幅に:副首相
【ワシントン】国内金融システムの補強と経済活動促進のための様々な措置が講じられた結果、マレーシアの今年通年の国内総生産(GDP)の落ち込みは、小幅にとどまる可能性が大きい。
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1998-07-23 ArtNo.15817(130/257)
◆<馬>今年通年のGDP成長率マイナス2.9%:MIER
【クアラルンプル】マレーシア政府のシンクタンクを務めるマレーシア経済研究所(MIER)は21日、今年通年のマレーシアの国内総生産(GDP)成長率が2.9%の落ち込みを見ると予測、政府のマイナス1~2%の成長予測を上回る一層悲観的な見通しを示した。
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1998-07-23 ArtNo.15818(131/257)
◆<馬>銀行業における外資の持ち分拡大も:副首相
【ワシントン】国内銀行システムの強化と資本拡大努力は結果的に銀行業における外資の持ち分拡大をもたらす。
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1998-07-23 ArtNo.15819(132/257)
◆<馬>政府系シンクタンク、銀行業への外資出資率拡大の必要提起
【クアラルンプル】マレーシア政府の支援を得た民間シンクタンク、マレーシア経済研究所(MIER)は21日、外国ローンや海外起債に依存するよりも、国内金融機関への外資出資率の拡大を認めるよう政府に提案した。
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1998-07-25 ArtNo.15841(133/257)
◆<星>域内諸国の保護主義台頭で打撃も:PERC
【シンガポール】香港の調査会社ポリティカル・アンド・エコノミック・リスク・コンサルタンシー(PERC)は、予想されるアジアの保護主義復活に対してシンガポールは最も傷つきやすい体質と警鐘している。
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1998-07-25 ArtNo.15844(134/257)
◆<星>デフレ時代に:6月の消費者物価、86年以来初めて下降
【シンガポール】シンガポールの6月の消費者物価指数(CPI)は1985/86年のリセッション以来初めて、前年同月比0.2%の下降を見た。
これにより年初6カ月のCPIの伸びは0.7%となった。
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1998-07-25 ArtNo.15847(135/257)
◆<馬>国家経済行動理事会の提案は輸出促進:FMM会頭
【クアラルンプル】マレーシア製造業者連盟(FMM)のポール・ロー会頭は23日、国家経済行動理事会(NEAC)の提案は地元製造業者の競争力を強化し、輸出成長の加速を目指すものと述べ、歓迎の意を表明した。
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1998-07-25 ArtNo.15849(136/257)
◆<馬>民間自動車業界、国産車偏重の支援策に落胆
【クアラルンプル】国家経済行動理事会(NEAC)の20項目にわたる自動車産業支援措置に対して、民間自動車業界は、支援対象が国産車メーカーに偏重していることに落胆、非国産車製造業界も支援対象に含めるべきであると不満を訴えている。
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1998-07-28 ArtNo.15875(137/257)
◆<星>技術/専門職の短期契約雇用が新たな潮流に
【シンガポール】経済の先行きが不透明になる中で技術者や専門職を短期契約ベースで雇用する企業が増加、リクルート会社の新たな主要収入源に成りつつある。
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1998-07-28 ArtNo.15876(138/257)
◆<馬>IDC、Mドル軟化でIT市場の縮小予想、サンは楽観
【クアラルンプル】マレーシアの今年の情報技術(IT)市場は、昨年と比べMドル・ベースでは2%の成長が見込まれるものの、米ドル・ベースでは昨年の18億米ドルから13億米ドルに27%縮小する見通しだ。
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1998-07-29 ArtNo.15887(139/257)
◆<星>HDD需要、今四半期より復調:調査会社
【シンガポール】市場調査会社パリファラル・リサーチ・コープのデニス・ウェイド社長は27日、ディスク・ドライブ(HDD)の世界需要は安定しつつあり、今四半期から回復に転じるとの見通しを語った。
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1998-07-31 ArtNo.15922(140/257)
◆<馬>半官シンクタンク、銀行市場の開放の必要指摘
【クアラルンプル】マレーシア政府の支援を得た民間シンクタンク、マレーシア経済研究所(MIER)は29日、銀行界の不良貸付(NPL)問題に対処する上からも国内銀行市場を外資に一層開放することを検討すべきであると提案した。
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1998-08-01 ArtNo.15931(141/257)
◆<星>不動産投機抑制措置、依然として後手:副首相
【シンガポール】シンガポールは1996年5月に不動産投機抑制措置を導入、バブル経済に陥るのをからくも回避した。
同措置はアジア経済危機が発生する1年以上前だったが、今からすれば依然として十分早かったとは言い難い。
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1998-08-08 ArtNo.16022(142/257)
◆<星>経済、第3四半期に底入れ:NUS計量経済学部
【シンガポール】国立シンガポール大学(NUS)のエコノミストは6日、シンガポール経済が第3四半期に底入れ、第4四半期にプラス成長を回復する可能性を予想した。
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1998-08-12 ArtNo.16055(143/257)
◆<星>HDD部品業界、依然先行きに悲観的見通し
【シンガポール】市況沈滞の寒風に苛まれた第2四半期を何とか乗り切ったシンガポールのディスク・ドライブ(HDD)部品業界は、7月には多少改善の兆しが目にされたものの、年内に市況が回復する可能性には悲観的だ。
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1998-08-12 ArtNo.16056(144/257)
◆<星・香港>の危機対応の相違は異なる経済構造反映:副首相
【シンガポール】シンガポールと香港のアジア経済危機への対応の相違には、両者の経済構造の相違が反映されている。
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1998-08-13 ArtNo.16069(145/257)
◆<星>円安に伴う第2次通貨危機説は誇張:バンカー
【シンガポール】円軟化の影響は誇張されており、大部分のアナリストが1995-97年の間の経験に照らして、円安の影響を測定しているが、この種の経験は最早通用しない。
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1998-08-13 ArtNo.16077(146/257)
◆<馬>銀行不良債権、来年ピークに:アナリスト
【クアラルンプル】銀行の不良債権(NPL)は現在の11~12%から今年末までに20.13%に急増、来年は27.75%のピークに達する。
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1998-08-15 ArtNo.16099(147/257)
◆<星>投資環境、依然スイスに次ぎ2位
【シンガポール】アジア経済危機の最中にも関わらずシンガポールは依然としてスイスに次いで世界第2の投資環境を維持している。
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1998-08-15 ArtNo.16100(148/257)
◆<星>アナリストの不動産銘柄業績予想分裂
【シンガポール】不動産銘柄は持続的な値下がりを見ているが、証券アナリストの業績予測は区々で、例えばファースト・キャピタル・コーポレーション(FCC)の1998年6月期通年の業績に関してキムエン証券は2700万Sドルの純損失を予想、これに対してモルガン・スタンレーは1億3500万Sドルの純益を予想している。
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1998-08-15 ArtNo.16101(149/257)
◆<星>企業5社、アジアのサバイバー・トップ50社に
【香港】SGセキュリティーズの“エーシアン・ナゲッツ:クライシス・サバイバーズ&スライバーズ・フォー・ザ・ネクスト・ミレニアム”トップ50社番付にシンガポール企業5社--シティー・デベロプメンツ、DBSバンク、シンガポール航空(SIA)、シンガポール・プレス・ホールディングズ(SPH)、STエンジニアリング--が名を連ねている。
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1998-08-17 ArtNo.16116(150/257)
◆<星>ヴォーゲル教授、ジャパン・アズ・ナンバーツーの悲哀指摘
【シンガポール】ジャパン・アズ・ナンバーワンの著者、エズラF.ヴォーゲル教授は、14日、「経済危機に直面するアジア諸国に対する支援面で日本が指導的役割を果たしていないとする非難は、日本に対して多少不公平の嫌いがある」と、日本を弁護した。
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解説/論評 Interpretation/Commentary in 1998