NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1998-06-26 ArtNo.15476
◆<印度>公共企業売却を経済制裁対抗の手段に:DC会長
【ニューデリー】インド政府が公共企業(PSU)の戦略的権益を売却。しかも1社や2社ではなく1度に10社を売却、多国籍企業20社の投資を確保するなら、ムーディーズの信用格付けや米国/日本政府の経済制裁も撥ね返すことができる。
最近インド証券取引局(SEBI)会長を退きディスインベストメント・コミッション(DC)会長に就任したG.V.ラマクリシュナ氏が、このほど新オフィスで語ったところによると、優良企業の経営権も認めるなら、多国籍企業は必要な投資をもたらすだけでなく、将来にわたりさらに多くの資金を注入するはずである。
外国直接投資(FDI)は政府には何ら収入をもたらさないが、PSU権益の売却では、政府財政もPSUの財政基盤も強化され、二重の利益が得られる。加えて多国籍企業の投資は、インド資本市場全体のムードを改善し、外国機関投資家が群を成して市場に復帰することになる。
新年度予算案に示されたPSUに関わる新政策は、インド人民党(BJP)政府のポジティブな姿勢を反映しているが、DCにより提案された21件のPSU権益売却計画の内、これまでに認められたのは3件のみで、これら3件に関わる計画の実行も進捗を見ていない。
政府はPSUの売却計画を専門に担当するフルタイムの機関を設け、DCの全ての提案を迅速に処理し、実行する必要があると言う。(FDTH:6/25)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.