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1998-07-02　ArtNo.15541

【シンガポール】シンガポールへの域内経済危機の影響は今のところ比較的軽微だが、シンガポールも他の域内諸国同様向こう5年間は低成長を覚悟せねばならない。
リー・シエンロン副首相は、サウス・チャイナ・モーニング・ポストのインタビューに対して以上の見通しを語った。それによると、現在直面しているのは地域性の問題であり、国内問題ではない。シンガポールが譬え100％正しい選択をしても、他の域内諸国と困難を分かち合わねばならない。
また仮に新たな危機が発生すれば、世界的リセッションに陥る恐れがあり、そうなればシンガポールだけが、災難を免れることはできない。
今回の経済危機が発生する以前に、シンガポールは向こう5年間6～8％の成長が持続した後徐々に成長が鈍化するものと予想していたが、予想より早く低成長時代に入った可能性もあると言う。(LZ,BT:7/1)

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