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1998-06-22　ArtNo.15413

【クアラルンプル】アラブ・マレーシアン・バンク・コーポレーション(AMBC)のアズマン・ハシム会長は19日、目下マレーシアの銀行界が徴収している貸出金利は合理的水準との見解を明らかにした。
マハティール首相とダイム・ザイヌディン政府経済顧問は最近、現在の高金利はビジネスを窒息させてしまうとし、銀行界に金利引き下げを求めていた。与党統一マレー国民組織(UMNO)全国大会に出席後、マスコミのインタビューに応じたアズマン氏によると、目下銀行は定期預金に11％の利子を支払っており、法定準備金率、資金コスト、マージン等を勘案するなら16％の金利は合理的と言える。13～14％の資金コストに2％のマージンを上乗せすれば、すでに16％に達する。仮に定期預金金利を引き下げるなら、貸出金利も引き下げることができる。
先行き見通しが不透明なことから、顧客も銀行もローンに慎重になっていると言う。(STAR

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