解説/論評 Interpretation/Commentary in 1998
◆<星>通貨危機が海運業界の統合加速
【シンガポール】世界の海運業界は今世紀末までに1ダースほどの国際航路会社と同数の独立系中規模海運会社、そして2ダースほどの小規模なニッチ・オペレーターに統合される見通しだ。
(...続きを読む)
1998-03-26 ArtNo.14338(52/257)
◆<印度>ソフトウェア産業、年商1万クローに
【カルカッタ】インド・ソフトウェア産業の1997/98年度売上は1万クローに達し、内6400クローが輸出売上で占められる見通しだ。
(...続きを読む)
1998-03-27 ArtNo.14341(53/257)
◆<星>短距離コンテナ輸送の市況回復は2年先に
【シンガポール】アジアの短距離コンテナ海運会社はアジア経済危機の最大の衝撃を被っているが、同業界の市況は2年内に回復に転じる見通しだ。
(...続きを読む)
1998-03-27 ArtNo.14344(54/257)
◆<星>経済、第3四半期に底入れ:英国調査会社
【シンガポール】シンガポールの国内総生産(GDP)成長率は今年第3四半期には1.5%まで落ち込むが、第4四半期には持ち直し、通年では3%の成長が見込まれる。
(...続きを読む)
1998-03-31 ArtNo.14385(55/257)
◆<星>電子産業の不振はなお持続?
【シンガポール】世界の電子産業不況はまだ底入れの段階に至っておらず、下降局面が持続する可能性が予想されている。
また仮に電子市況の一層の落ち込みが有るとすれば、その最大の打撃を受けるのは、疑いなく電子産業が国内総生産(GDP)の8分の1に貢献しているシンガポールと言う。
(...続きを読む)
1998-04-01 ArtNo.14403(56/257)
◆<馬>情報技術製品の関税撤廃が新たなビジネス機会醸成
【クアラルンプル】情報技術(IT)製品に対する関税が2000年までに撤廃されることにより、関係市場へのアクセスが容易になりマレーシアはその恩恵を享受できる。
(...続きを読む)
1998-04-01 ArtNo.14404(57/257)
◆<馬>電子産業、年率25%の成長:国際貿易委員会
【クアラルンプル】マレーシアの電子産業は年率25%の成長を遂げ、1999年の市場規模は290億米ドルに達する見通しだ。
(...続きを読む)
1998-04-06 ArtNo.14460(58/257)
◆<星>汚職抵抗力評価、過去10年来の最低マーク
【シンガポール】香港の調査会社ポリティカル・アンド・エコノミック・リスク・コンサルタンシー(PERC)が今年1-2月の間にアジアの11ヶ国に駐在する企業幹部427人にアンケート調査したところ、シンガポールは依然としてアジアにおける汚職の少ない国のトップにランクされたものの、その評価は過去10年来の最低をマークした。
(...続きを読む)
1998-04-06 ArtNo.14469(59/257)
◆<馬>問われる日本式経済モデル:米国エコノミスト
【クアラルンプル】マレーシア経済は、今年末か来年初から回復に転じる見通しだが、今年第4四半期の消費支出動向やインフレが先行きを占う鍵になると言う。
(...続きを読む)
1998-04-09 ArtNo.14492(60/257)
◆<星>上級相、日本を震源とした世界的デフレに懸念表明
【シンガポール】日本の経済再編が進捗しなければ、アジアの経済危機が蔓延し、全世界がデフレに陥る恐れがあると言う。
(...続きを読む)
1998-04-13 ArtNo.14531(61/257)
◆<馬>工業マスター・プラン2を危機乗り切りの指針に:通産相
【クアラルンプル】輸出志向産業/輸入代替産業の振興を目指す第2次工業マスター・プラン(IMP2)は、マレーシアが目下直面する経済危機を打開する策としても有効である。
(...続きを読む)
1998-04-14 ArtNo.14543(62/257)
◆<星>石油精製マージン、顕著に改善
【シンガポール】シンガポールの石油精製業界はここ数週間顕著なマージンの改善を見ているが、こうした状況がいつまで続くかは明らかでない。
(...続きを読む)
1998-04-23 ArtNo.14661(63/257)
◆<星>世界競争力ランキング2位の座維持
【シンガポール】アジア諸国がおしなべてその順位を後退させたにもかかわらずシンガポールは香港とともに、今年も世界競争力番付2位と3位の座を維持した。
(...続きを読む)
1998-04-23 ArtNo.14662(64/257)
◆<星>経済、今年はマイナス成長に:証券会社
【シンガポール】シンガポール経済は今年リセッションに陥り、国内総生産(GDP)は0.3%のマイナス成長を記録するものと見られる。
(...続きを読む)
1998-04-23 ArtNo.14663(65/257)
◆<星>向こう数ヶ月間にさらに多くの小売業者が倒産も
【シンガポール】シンガポール小売業者協会(SRA)のテー・バンリアン会頭は21日、このほど管財人指名を申請した百貨店/卸/製造/運輸/観光/不動産開発等を手掛けるパイシーズ・グループに続き、向こう数ヶ月間にさらに多くの小売業者が同じ運命を辿るものと予想した。
(...続きを読む)
1998-04-23 ArtNo.14666(66/257)
◆<馬>今年のGDP成長率、0.9%:MIER
【クアラルンプル】マレーシアの国内総生産(GDP)成長率は、昨年の7.6%から今年は0.9%に鈍化、来年は3.7%と見込まれている。
(...続きを読む)
1998-04-24 ArtNo.14681(67/257)
◆<星>マイナス成長免れても、リセッションに等しい:アナリスト
【シンガポール】シンガポールの経済がマイナス成長を記録し、リセッションに陥る恐れは少ないが、近隣諸国の社会的/政治的不安に大きく左右されるため、外的環境の変化で、最悪のシナリオが生じる可能性は依然として否定できない。
(...続きを読む)
1998-04-28 ArtNo.14722(68/257)
◆<星>半導体チップ産業の設備需要12%ダウン:アナリスト
【シンガポール】アジアを襲った通貨危機の影響で世界半導体チップ産業の設備需要は今年12%縮小する見通しだ。
(...続きを読む)
1998-04-30 ArtNo.14752(69/257)
◆<星・日>経済のリセッションは不可避?
【シンガポール】今年はシンガポールと日本を含む複数のアジア諸国がリセッションを経験する見通しだ。
(...続きを読む)
1998-05-02 ArtNo.14771(70/257)
◆<星>DRAM供給過剰1999年まで持続:データクエスト
【サンノゼ】DRAM(随時書き込み読み出しメモリ)チップの供給過剰は少なくとも1999年まで持続する見通しだ。
(...続きを読む)
1998-05-04 ArtNo.14781(71/257)
◆<星>スイスの生活水準達成目標を繰り延べ:首相
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は、1日のメーデー・ラリー演説の中で、シンガポールが1999年までに1984年当時のスイスの生活水準を実現すると言う目標も、域内経済危機の影響で2、3年繰り延べざるを得なくなったとの見通しを明らかにした。
(...続きを読む)
1998-05-04 ArtNo.14782(72/257)
◆<星>芳香族コンプレックス、パラキシレンの値下がりで打撃
【シンガポール】パラキシレンの国際価格が急落したことからシンガポールの2つの芳香族コンプレックスが深刻な打撃を受けている。
(...続きを読む)
1998-05-05 ArtNo.14802(73/257)
◆<馬>製造業動向指数、3期連続下降:MIER
【クアラルンプル】マレーシア経済研究所(MIER)のビジネス動向調査報告書によれば、今年第1四半期のビジネス動向指数は41と、昨年第4四半期の49.6を8.6ポイント下回り、1997年第2四半期の65.2をピークに3期連続の下降を見た。
今年第1四半期の指数を昨年同期の63と比較すれば、22ポイントの下降になる。
(...続きを読む)
1998-05-09 ArtNo.14858(74/257)
◆<星>アジア経済危機は戦略的地歩を築く希有の機会:副首相
【ワシントン】アジアの経済危機は、米国に域内における戦略的地歩を固める希有の機会を提供している。
(...続きを読む)
1998-05-14 ArtNo.14904(75/257)
◆<星>テレコムは市場開放の先駆:サーベイ
【シンガポール】アジア太平洋地域は通信市場の開放で世界の他の地域に遅れをとっているが、シンガポールは通信市場の開放と競争原理の導入でアジアにおける先駆を務めている。
(...続きを読む)
1998-05-14 ArtNo.14906(76/257)
◆<星>金融制度の一層の改革に努力:リー副首相
【シンガポール】如何に健全な金融制度を有する国も、将来発生する世界的な金融波乱の影響を免れる保証はなく、このためシンガポールは、金融制度改革の歩調を緩めず、この種の影響を最小限にとどめるよう今後も努力を続ける。
(...続きを読む)
1998-05-18 ArtNo.14948(77/257)
◆<星>DRAM需要、8-12ヶ月で回復:AMI
【シンガポール】米国半導体機器製造会社アプライド・マテリアルズ・インク(AMI)の1998年10月期年商は、昨年並の43億~45億米ドルにとどまるものの、来年は12%程度の成長を遂げる見通しだ。
(...続きを読む)
1998-05-18 ArtNo.14956(78/257)
◆<印度>インドは永遠に平和を希求:首相
【ニューデリー】バジパイ首相は先週、インディア・トゥデーのインタビューに対して「今やインドは核保有国である」と述べるとともに、包括的核実験禁止条約(CTBT)に調印する可能性を否定した。
(...続きを読む)
1998-05-19 ArtNo.14965(79/257)
◆<星>HDD産業、最悪の時期乗り切り:シーゲト会長
【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)産業のスランプは峠を越え、今年上半期中に価格は安定する見通しだ。
(...続きを読む)
1998-05-22 ArtNo.15016(80/257)
◆<馬>経済、遠からずリセッションに:アナリスト
【クアラルンプル】域内金融危機で動揺するマレーシア経済は、当局の金融引き締めに伴う景気の一層の冷え込みも手伝って、遠からずリセッションに突入するものと予想されている。
(...続きを読む)
1998-05-25 ArtNo.15039(81/257)
◆<星>スハルト退陣の主因は経済政策の失敗:上級相
【ロンドン】シンガポールのリー・クンユー上級相は木曜放送されたBBCのインタビュー番組の中で経済的失敗がインドネシアのスハルト大統領退陣の主因との考えを示した。
(...続きを読む)
1998-05-26 ArtNo.15057(82/257)
◆<星>ITサービス、IT産業の萎縮に関わらず依然急成長
【シンガポール】アジアが経済危機に見舞われる中で、情報技術(IT)産業全体が萎縮したにも関わらず、ITサービスだけは依然として急成長を遂げ、コンピューター・アソーシエーツ(CA)、EMC、IBM、ユニシス等はサービス専門家の獲得に鎬を削っている。
(...続きを読む)
1998-05-26 ArtNo.15066(83/257)
◆<印度>国営製鉄所SAIL、鉄鉱価格の7%引き上げ提案
【ニューデリー】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)のArvind Pande重役(CEO)はこのほど鉄鋼製品価格の7%引き上げを提案するとともに、政府に1998/99年度に300クローの純益計上を目指す同社に直接/間接の支援を提供するよう求めた。
(...続きを読む)
1998-05-27 ArtNo.15075(84/257)
◆<馬>首席大臣、シリコン・コリドー・コンセプト提起
【ペナン】ペナンとクダ州のクリム・ハイテク・パークを結ぶ地域には既にハードウェア・ハブの“コンピューター・シリコン・コリドー(CSC)”が形成されており、ソフトウェア・ハブのマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)と相互に補完し合うことになる。
(...続きを読む)
1998-05-28 ArtNo.15087(85/257)
◆<星>経済危機で東南アジア・シングル・コール・ゾーン実現も
【シンガポール】東南アジアを襲った経済危機で、各国のテレコム市場開放の動きが加速しており、東南アジア全域がローカル通話として処理されるシングル・コール・ゾーンが誕生する可能性が高まっている。
(...続きを読む)
1998-05-28 ArtNo.15088(86/257)
◆<馬>第1四半期の不振に関わらず、成長目標達成は可能:副首相
【オタワ】アンワル副首相兼蔵相は26日、今年第1四半期の国内総生産(GRP)成長率は理想的とは言えないが、リセッションに陥る恐れはなく、依然として2.5%の通年の成長目標は達成可能であると語った。
(...続きを読む)
1998-05-28 ArtNo.15089(87/257)
◆<馬>第1四半期GDP成長率-1~+2%:アナリスト
【クアラルンプル】民間エコノミストらは、今週中にも発表される見通しの第1四半期の国内総生産(GDP)成長率が、-1~+2%と予想するとともに、マレーシア経済が今年リセッションに陥るのは避けられないと見ている。
(...続きを読む)
1998-05-29 ArtNo.15102(88/257)
◆<星>エコノミスト、景気刺激策の効果に疑問
【シンガポール】トニー・タン副首相は、第2四半期の景気動向を見て来月末までに景気刺激策を導入する政府の方針を明らかにしたが、エコノミストらはその効果に疑問を呈している。
(...続きを読む)
1998-05-29 ArtNo.15106(89/257)
◆<馬>副首相、経済再編に対する不退転の決意表明
【トロント】アンワル副首相兼蔵相は26日、カナダ業界のリーダーを前に「経済再編のための主要課題に対する取り組みがなされないなら、マレーシアを含む東アジアに投資家を呼び戻すことはできない」と述べ、経済再編に対するマレーシアの決意を表明した。
(...続きを読む)
1998-05-29 ArtNo.15107(90/257)
◆<馬>経済顧問、スタッグフレーションの危険に警鐘
【クアラルンプル】ダイム・ザイヌディン政府経済顧問は27日、金融引き締めが行き過ぎれば、不景気とインフレが同時進行するスタグフレーションに陥ると警鐘した。
(...続きを読む)
1998-05-29 ArtNo.15108(91/257)
◆<馬>企業救済の要は国益とブミプトラ権益の擁護:政府顧問
【クアラルンプル】ダイム・ザイヌディン政府経済顧問は27日、財政難に直面する企業を救済する際には、国家的重要性、戦略的利害、ナショナル・デベロプメント・ポリシー(NDP)に基づくブミプトラ権益が優先的に配慮されると、政府の姿勢を説明した。
(...続きを読む)
1998-06-01 ArtNo.15132(92/257)
◆<星>リセッション説は早計:アナリスト
【シンガポール】今日各方面で話題を呼んでいるリセッション説は、観念的なもので、シンガポール経済の実際のパフォーマンスはそれほど悪くない。
(...続きを読む)
1998-06-01 ArtNo.15134(93/257)
◆<馬>今年第1四半期のGDP生産成長率マイナス1.8%
【クアラルンプル】マレーシアの今年第1四半期の国内総生産(GDP)は1.8%の落ち込みを見、1985年以来初めてマイナス成長を記録した。
(...続きを読む)
1998-06-06 ArtNo.15208(94/257)
◆<星>米国チップ・メーカー、アジア・ファンドリーにシフト
【シンガポール】アジアの経済危機や2年にわたる半導体チップ産業の低迷にも関わらず、益々多くの米国チップ・メーカーが主にアジアに設けられた半導体ファンドリーの利用にシフトしている。
(...続きを読む)
1998-06-08 ArtNo.15222(95/257)
◆<星>製造業投資目標、達成困難に:EDB会長
【シンガポール】今年のシンガポールの製造業投資約定額が、昨年並みの85億Sドルのレベルに達する可能性は薄れたようだ。
(...続きを読む)
1998-06-09 ArtNo.15243(96/257)
◆<星>米国半導体チップ業界、アジア危機で拡張計画に見直し
【シンガポール】米国のチップ・メーカーは、アジアの経済危機が2年に及ぶ不況の回復見通しを曇らせたことから、拡張計画に見直しを加えている。
(...続きを読む)
1998-06-11 ArtNo.15283(97/257)
◆<印度>1998/99年GDP成長6%:商工会議所
【ニューデリー】インド商工会議所連盟(ASSOCHAM)は1998/99年度の工業生産の伸びを6.5%、国内総生産(GDP)の伸びを6%、インド政府の財政赤字をGDPの6.53%と予想している。
(...続きを読む)
1998-06-15 ArtNo.15319(98/257)
◆タイム・マガジン、<馬>首相の危機乗り切り能力に疑問
【クアラルンプル】米国の週刊誌タイム・マガジンは、6月15日付けの誌面にマハティール首相に対する特別インタビュー記事を掲載するとともに、全ての責任を自分以外の者に押しつける首相態度に、マハティール首相は果たして危機を救うことができるのか、あるいは事態を一層悪化させているのではないかと疑問を呈している。
(...続きを読む)
1998-06-16 ArtNo.15329(99/257)
◆<星>チップ産業は、次の回復の波に乗る地歩確保:川西氏
【シンガポール】世界半導体市況の回復は、アジア通貨危機で1999年に持ち越されたものの、シンガポールは次の回復の波に乗る最も有利な地歩を固めている。
(...続きを読む)
1998-06-17 ArtNo.15347(100/257)
◆<星>情報時代への対応能力が政治家の必須条件に:上級相
【シンガポール】このほどニューズ・ウィークのインタビューに応じたリー・クアンユー上級相は、東南アジアの政治家が情報時代に対する正確な認識を備えていたなら、これほど深刻な経済危機を招くことはなかったはずと指摘した。
(...続きを読む)
解説/論評 Interpretation/Commentary in 1998