金融 Finance in 1997
◆<星>シングテル、ナショナル・コンピューター・システム買収
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)は国家コンピューター局(NCB)傘下のシンガポール最大規模の情報技術(IT)会社ナショナル・コピューター・システムズ(NCS)を、他の政府系企業3社との競争に勝ち落札したようだ。
(...続きを読む)
1997-09-22 ArtNo.12116(452/684)
◆<星>シングテル、タマセクと合弁会社設け海外投資
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)は政府投資会社タマセク・ホールディングズと82:28の出資率で、授権資本1000万Sドル、払込資本2Sドルの新会社シングテル・ストラテジク・インベストメンツLtd(SSIL)を設立した。
(...続きを読む)
1997-09-22 ArtNo.12122(453/684)
◆<馬>金融危機で先進国入りの目標、10年後退:首相
【クアラルンプル】国際投機家のマレーシア金融市場に対する攻撃は、国内経済を10年後退させ、マレーシアが2020年に先進国入りすると言う目標も10年遠のいた。
(...続きを読む)
1997-09-22 ArtNo.12123(454/684)
◆<馬>首相、通貨取引の全面禁止提案
【香港】マハティール首相は20日香港で催された国際通貨基金(IMF)の年次総会の席上、貿易支払い等実際にそれが必要な場合を除き、通貨をあたかも一般の商品同様に取引する行為は禁止されるべきであると提案した。
(...続きを読む)
1997-09-23 ArtNo.12129(455/684)
◆<星>上級相、通貨危機後の東南亜経済に楽観
【香港】シンガポールのリー・クアンユー上級相は21日、東南アジア経済が通貨危機の試練を克服し、遠からず成長基調を回復するとの楽観的見通しを示した。
(...続きを読む)
1997-09-23 ArtNo.12133(456/684)
◆<馬>外為/通貨政策は不変:副首相
【香港】アンワル副首相は21日、不道徳な通貨取引を制限すべきだと提案したマハティール首相の前日の談話に触れ、マレーシアの通貨取引制度には如何なる変更も加えられないと保証した。
(...続きを読む)
1997-09-23 ArtNo.12136(457/684)
◆<馬>グローブトロニクス、ワンストップICメーカー目指す
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すグローブトロニクス・テクノロジーBhdは、各種集積回路(IC)アセンブリーの製造/パッケジング、バーン・イン、最終テスト等の総合サービスを提供するワンストップ・サプライヤー及びターンキー契約業者を目指す。
(...続きを読む)
1997-09-23 ArtNo.12138(458/684)
◆<馬>汚水処理のWWE、二部上場準備
【クアラルンプル】年内にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を予定するウェイスト・ウォーター・エンジニアリング(M)Sdn Bhd(WWE)は、向こう2~3年で国内及び域内市場の主要プレーヤーになることを目指している。
(...続きを読む)
1997-09-24 ArtNo.12146(459/684)
◆<星>シングテル、S$6500万でNCS買収
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)は22日、国家コンピューター局(NCB)傘下のナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)を6500万Sドルで買収することでNCBと合意に達したと発表した。
(...続きを読む)
1997-09-24 ArtNo.12152(460/684)
◆<馬>地元企業Fiamma、M$5千万洗濯機工場建設
【ニライ】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指す、Fiamma Holdings Bhd(FHB)は、5000万Mドルを投じて、ヌグリ・スンビラン州ニライに洗濯機の製造工場を設ける。
(...続きを読む)
1997-09-25 ArtNo.12161(461/684)
◆<星>鉄鋼部門の打撃は電子部門の利益で相殺:ナットスチール
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の政府系コングロマリット、ナットスチールは、マレーシア通貨(Mドル)の軟化に伴う影響をプラス・マイナス五分五分と見ている。
(...続きを読む)
1997-09-25 ArtNo.12164(462/684)
◆<馬>副首相、新通貨政策導入の意図を重ねて否定
【香港】アンワル副首相は23日、マレーシア政府には新たな外国為替制度や通貨政策を導入する意図は全くないと改めて保証した。
(...続きを読む)
1997-09-26 ArtNo.12177(463/684)
◆<星>ブックネットで書籍/文具店も電子取引が可能に
【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)は24日、エンタープライズ・プロモーション・センター(EPC)と共同で100万Sドルを投じて開発した出版目録の検索から書籍/文具の電子取引も可能なブックネットを発表した。
(...続きを読む)
1997-09-26 ArtNo.12180(464/684)
◆<馬>プルワジャの30%権益問題に幕:ライオン会長
【クアラルンプル】ライオン・グループに対するプルワジャ・スチールの30%の権益オファー問題は既に終止符が打たれたようだ。
(...続きを読む)
1997-09-26 ArtNo.12182(465/684)
◆<馬>ライオン、中国通信事業をシンガポール上場子会社に注入
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のライオン・テクチアンは24日、中国貴州省におけるGSMセル式移動電話網の構築を手がけるグイチョウ(貴州)ライオンの95%のシェアを手に入れたと発表した。
(...続きを読む)
1997-09-27 ArtNo.12189(466/684)
◆<星>NSTB、新S$1億基金で内外のハイテク事業を支援
【シンガポール】シンガポールを拠点とする内外のハイテク事業家は今年末までに少なくとも新たに1億6500万Sドルのベンチャー・ファンドにアクセスできるようになる。
(...続きを読む)
1997-09-27 ArtNo.12193(467/684)
◆<馬>今年の経常収支赤字、GDPの6%突破:S&P
【クアラルンプル】マレーシアの今年の経常収支赤字は国内総生産(GDP)の6%を突破、来年は銀行資産の質も悪化する可能性がある。
(...続きを読む)
1997-09-27 ArtNo.12200(468/684)
◆<印度>Tisco、来年から冷間圧延事業資金の調達に着手
【ムンバイ】タタ・アイアン・アンド・スチール・カンパニー(TISCO)は1800クローを投じてビハール州ジャムシェドプールに建設する冷間圧延工場の資金調達を1998/99年度から開始する。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12204(469/684)
◆<星>投資地番付11位、経済効率10位に転落
【シンガポール】東南アジアを襲った通貨危機の衝撃でユーロマネーの低カントリー・リスク番付におけるシンガポールの順位は3ヶ月前の8位から11位に後退、経済パフォーマンスも3月の2位から10位に転落した。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12205(470/684)
◆<星>機関投資家のアジア投資地番付で3位に
【シンガポール】シンガポールは機関投資家41社が選んだアジアにおける優良投資地番付で、9票を得3位にランクされた。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12206(471/684)
◆<星>電子銘柄、揃って値上がり
【シンガポール】米国における電子部品発注額の上昇やエレク&エレテク・インターナショナルCoの増益報告等で、待望の電子業況の回復基調が顕在化したことから、シンガポールの電子銘柄は先週金曜軒並み値上がりした。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12210(472/684)
◆<星>OCBC、ネットバンキングに進出
【シンガポール】時価総額でシンガポール最大の銀行に数えられるOCBCバンクも今年末までにインターネット・バンキングを開始する。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12211(473/684)
◆<馬>PNB、ビナリアンの5%権益買収
【クアラルンプル】ブミプトラ信託投資機関プルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)は26日、地元テレコミュニケーション会社ビナリアンBhdの5%の権益を買収する契約に調印した。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12212(474/684)
◆<馬>デンコ、内外の企業買収奏功し来年は黒字に転換
【クアラルンプル】Denkoインダストリアル・コーポレーションBhdは、メタル・スタンピング及びカスター・ホイール業務の不振で1997年3月期に税引き前に180万Mドルの損失(売上2777万Mドル5.3%増)を計上したが、Datuk Nor Azah Awin新会長の采配の下に行った一連の企業買収が奏功し、1998年3月期には450万Mドルの利益が見込めると言う。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12214(475/684)
◆<馬>Pasdec、引き続き中低コスト住宅を中核に
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を予定するしPasdec Holdings Bhd(PHB)は、引き続き中・低コスト住宅の開発/インフラ・プロジェクトを中核とし、新領域の開拓も目指す。
(...続きを読む)
1997-09-29 ArtNo.12216(476/684)
◆<印度>重工業局、国際入札通じタミールナド光学会社を売却
【コインバトール】インド中央政府重工業局はタミールナド州の資産総額706クローの光学企業の全権益もしくは一部権益の売却、合弁、合併を目指す国際入札を募集した。
(...続きを読む)
1997-09-30 ArtNo.12221(477/684)
◆<星>シスコ、電子取引バックボーン・システム提供
【シンガポール】ネットワーキングのシスコ・システムズはシンガポールの銀行界にネット・バンキング/ネット・コマースのバックボーン・システムを提供すべく、主要銀行と商談を進めている。
(...続きを読む)
1997-09-30 ArtNo.12225(478/684)
◆<馬>MSC企業向け新R&D補助導入
【クアラルンプル】マルチメディア・テクノロジーのための研究開発(R&D)補助スキーム“マルチメディア・グランツ・スキーム(MGS)”が今年末までに導入される。
(...続きを読む)
1997-10-01 ArtNo.12235(479/684)
◆<星>NEL、S$1.43で1億株公開、PER14.9倍
【シンガポール】ナットスチール・エレクトロニクスLtd(NEL)は月曜(9/29)、今年に入って以来最大の1億株を1株1.43Sドルで公開した。
(...続きを読む)
1997-10-02 ArtNo.12252(480/684)
◆<星>STエナジもトゥアス・パワー買収競争に参戦
【シンガポール】政府系シンガポール・テクノロジー・グループの電力事業子会社STエナジも、トゥアスに2400MW(メガワット)の発電所を建設中のトゥアス・パワー(TP)の買収を目指し、政府投資会社タマセク・ホールディングズと交渉を進めているようだ。
(...続きを読む)
1997-10-03 ArtNo.12268(481/684)
◆<星>ST/住友合弁のネット・ビジネスに東京三菱も参加
【シンガポール】住友商事がシンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)傘下のSTコンピューター・システムズ&サービシズ及びSTロジスティクスと合弁で設立したインターネット取引専門会社アジア・ビジネス・ベンチャー・ホールディングズに、住友銀行、東京三菱銀行、住友信託銀行も参加した。
(...続きを読む)
1997-10-03 ArtNo.12269(482/684)
◆<馬>首相、共通通貨バスケット制導入を提案
【サンチアゴ】マハティール首相は火曜(9/30)、当地で催された太平洋経済協力委員会第12回国際会議で講演、通貨の安定を維持するために通貨の共通バスケット制を導入することを提案した。
(...続きを読む)
1997-10-03 ArtNo.12273(483/684)
◆<馬>包装材料のトングアン、輸出市場開拓目指す
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を来月に予定するプラスチック 包装材料メーカー、Tong Guan Industries Bhd(TGI)は一層の設備拡張を通じて輸出市場の開拓に力を入れる。
(...続きを読む)
1997-10-04 ArtNo.12283(484/684)
◆<星>スンバワン、デリフランスを食品ビジネス機関車に
【シンガポール】中核とする造船業から積極的な多角化を図る政府系企業スンバワン・コーポレーション(スンブコープ)は2日、カフェー・ベーカリー・チェーン、デリフランス・アジアの51%の権益を1億6580万Sドルで買収することで、後者の創設者Vilgrainファミリーと合意に達したと発表した。
(...続きを読む)
1997-10-06 ArtNo.12303(485/684)
◆<馬>サザン・スチール、ブリスク・スチールの73%権益買収
【クアラルンプル】サザン・スチールBhdはブリスク・スチール・プロダクツSdn Bhdの73%の権益を現金7665万Mドルで買収することで、売り手のホンリョン・インダストリーズBhdと条件付き合意に達した。
(...続きを読む)
1997-10-07 ArtNo.12323(486/684)
◆<印度>通信衛星故障で証取も9日まで取引不能に
【ニューデリー】短絡に伴う電力供給不足から1日以来機能不能に陥っていた国産通信衛星INSAT-2Dは日曜早朝、終に再起不能を宣告された。
このため月曜には再開するはずだった全国証券取引所(NSE)の商いも、木曜(9日)まで延期された。
(...続きを読む)
1997-10-08 ArtNo.12328(487/684)
◆<馬>IMF、通貨投機防止措置の可能性協議:副首相
【クアラルンプル】国際通貨基金(IMF)は、マレーシアの提案に基づき通貨投機防止措置の導入可能性を協議する。
(...続きを読む)
1997-10-08 ArtNo.12329(488/684)
◆<馬>メスダック、来年2月にオープン
【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は6日、ハイテク、高成長のパイオニア企業に資金調達の場を提供するMesdaq(マレーシアン・エクスチェーンジ・オブ・セキュリティーズ・ディーリング・アンド・オートメーテッド・クオーテーション)が、来年2月にクアラルンプルで開催されるマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)国際顧問団会議に先だってオープンされるよう望むと語った。
(...続きを読む)
1997-10-08 ArtNo.12330(489/684)
◆<馬>電子精密部品のTHB、中国/フィリピン市場開拓目指す
【クアラルンプル】電子/自動車業界向け精密部品の製造を手がけるTHBインダストリーズBhd(THIB)は中国/フィリピンの輸出市場開拓を目指している。
(...続きを読む)
1997-10-08 ArtNo.12331(490/684)
◆<馬>電子制御機器のUchi、エーシック・デザイン計画
【クアラ・トレンガヌ】電子制御機器ハード/ソフトウェア仕様の設計を手がけるペナン拠点の台湾系企業Uchi Electronic(M)Sdn Bhd(UEM)とUchi Optoelectronic(M)Sdn Bhd(UOM)は向こう2年間にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すとともに、輸出向け完成品の製造や専用集積回路ASICのデザインを計画している。
(...続きを読む)
1997-10-08 ArtNo.12332(491/684)
◆<馬>テクベンチャー、モールド・ビジネス拡張
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を予定する段ボール、ゴムびき製品、プラスチック・タンク等の製造を手がけるテクベンチャーBhdはモールド・ビジネスを拡張、この方面の国内市場シェアの拡大を図る。
(...続きを読む)
1997-10-09 ArtNo.12339(492/684)
◆<星>域内通貨危機の国内経済への影響は僅か:蔵相
【シンガポール】シンガポール経済に対する域内通貨危機の影響は軽微で、通貨不安が長引けば多少来年の経済成長が鈍化する程度と言う。
(...続きを読む)
1997-10-09 ArtNo.12340(493/684)
◆<星>HP社、地元半導体検査機器会社バイタルを買収
【シンガポール】ヒューレット・パッカードは南洋理工大学(NTU)のトー・ペンセン上級講師(35)が1993年に設立した半導体検査機器制作会社バイタル・テクノロジーPte Ltdを買収した。
買収価格は未公表。
(...続きを読む)
1997-10-09 ArtNo.12341(494/684)
◆<星>クリエイティブ、米国スピーカー会社ケンブリッジ買収へ
【シンガポール】シンガポールのサウンド・カード会社クリエイティブ・テクノロジーは米国拠点のパソコン(PC)用ステレオ・スピーカー・メーカー、ケンブリッジ・サウンドワークス・インクの買収を図り、交渉を進めている。
(...続きを読む)
1997-10-09 ArtNo.12344(495/684)
◆<馬>新年度予算案で、Mドル/国内経済問題は解決:副首相
【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は7日、新年度予算案に盛り込まれた諸施策はマレーシア通貨(Mドル)を安定させ、国内経済を復興させると保証した。
(...続きを読む)
1997-10-09 ArtNo.12347(496/684)
◆<馬>Ekran、子会社の財務紛争で組織再編難航も
【クアラルンプル】立ち往生したナショナル・プロジェクト、バクン水力発電事業のプロモーターを務めるEkran Bhdのティン・ペックキイン会長は、グループの再編の面でも難題に直面している。
(...続きを読む)
1997-10-10 ArtNo.12358(497/684)
◆<星>域内経済の回復は2年後?
【シンガポール】エコノミストらは域内経済が通貨危機の打撃から回復するには2年を要するが、シンガポール経済の成長は、それほど大きな影響を受けないと見ており、リチャード・フー蔵相が火曜の国会答弁で示した見通しを支持している。
(...続きを読む)
1997-10-10 ArtNo.12359(498/684)
◆<馬>首相、通貨専門の取引所の開設提案
【クアラルンプル】マハティール首相は8日、株式や商品取引同様、通貨取引も特定の取引所で行うことを提案した。
(...続きを読む)
1997-10-10 ArtNo.12361(499/684)
◆<馬>グローブトロニクス、海外市場開拓
【クアラルンプル】ペナン拠点の集積回路(IC)製造/サービス会社グローブトロニクス・テクノロジーBhd(GTB)は、2000年までにフィリピン/中国市場開拓の橋頭堡を築くとともに、IC関連のターンキー製造業者になる計画だ。
(...続きを読む)
1997-10-10 ArtNo.12365(500/684)
◆<印度>金融機関/石油会社、発電燃料供給契約条件に異議
【カルカッタ】金融機関と政府系石油会社は来週、政府に対し、液体燃料供給契約に課された条件は、国内の少なからぬ発電事業を借款調達不能に陥らせると見ており、来週その立場を政府に表明する見通しだ。
(...続きを読む)
金融 Finance in 1997