SEAnews 1997-10-08 ArtNo.12329

【クアラルンプル】アンワル副首相兼蔵相は6日、ハイテク、高成長のパイオニア企業に資金調達の場を提供するMesdaq(ﾏﾚｰｼｱﾝ･ｴｸｽﾁｪｰﾝｼﾞ･ｵﾌﾞ･ｾｷｭﾘﾃｨｰｽﾞ･ﾃﾞｨｰﾘﾝｸﾞ･ｱﾝﾄﾞ･ｵｰﾄﾒｰﾃｯﾄﾞ･ｸｵｰﾃｰｼｮﾝ)が、来年2月にクアラルンプルで開催されるマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)国際顧問団会議に先だってオープンされるよう望むと語った。
アンワル副首相によれば、メスダックは域内のパイオニア企業に最良の上場の場を提供する。
メスダックの新任のカリル・アヌアル・アブドラ主任によると、2月のオープンに問題はなく、近く試運転が開始される。同取引所の特徴には、30％のブミプトラ出資枠を満たす必要のないことが含まれる。目下のところ同免責はＭＳＣに進出した企業に限られ、マレーシア企業は依然として30％のブミプトラ出資規定を満たさねばならないが、カリル主任は同措置がＭＳＣ企業以外の企業にも適応されることを望んでいると語った。メスダック登録申請企業の払込資本は200万Ｍドル以上でなければならない。(BT:10/7)