1997-10-08 ArtNo.12331
◆<馬>電子制御機器のUchi、エーシック・デザイン計画
【クアラ・トレンガヌ】電子制御機器ハード/ソフトウェア仕様の設計を手がけるペナン拠点の台湾系企業Uchi Electronic(M)Sdn Bhd(UEM)とUchi Optoelectronic(M)Sdn Bhd(UOM)は向こう2年間にクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を目指すとともに、輸出向け完成品の製造や専用集積回路ASICのデザインを計画している。
UEMとUOM両社のマネージング・ディレクターを兼ねるKao De Tsan氏が先週土曜に催されたトレンガヌイスラム基金(TIF)他2社に対する20%のシェア売却契約(M$1100万)調印式後語ったところによると、両社は各種機械の電子制御機器の製造の他、顧客の注文に応じてハード/ソフトウェア・デザインの研究を手がけている。主要顧客にはKrups、Moulinex、アルカテル、シンボル・テクノロジーが含まれる。
カオ・デーツアン氏とエドワード・カオ氏兄弟に率いられる両社は最近台湾のデザイン・ハウスを引き払い、ペナンとプライに拠点を移した。マレーシア進出以来デザインのカスタマイズ、地元リソースの利用に努めた結果、Satorius、ロバート・ボッシュ、Jura & Eugster等の新顧客も獲得、自動車用ベンディング・マシーン制御機器、ファジ・ロジック・コントローラー、精密電子バランス制御装置等の製造も開始した。昨年の営業閣は2200万Mドル、今年は3000万Mドルを見込んでいると言う。(STAR,NST:10/7)
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