1997-09-27 ArtNo.12189
◆<星>NSTB、新S$1億基金で内外のハイテク事業を支援
【シンガポール】シンガポールを拠点とする内外のハイテク事業家は今年末までに少なくとも新たに1億6500万Sドルのベンチャー・ファンドにアクセスできるようになる。
テオ・チーヒアン教育相が25日催された“テクベンチャー97”会議の開幕式で明らかにしたところによれば、国家科学技術局(NSTB)は、シンガポールを拠点とする内外のハイテク企業を支援すためる新たに1億Sドルのテクノロジー・ファンドⅡを設立した。
テクノロジー・ファンドⅡの運用を委ねられたNSTB子会社のTDFマネージメントは、今年末までに別に民間から資金を募集し5000万Sドルのファンドを設立、両ファンドの資金を主に情報技術(IT)、半導体、バイオテクノロジー、ヘルスケア産業に関わる内外の創業企業に投資する。
一方、経済開発局(EDB)はやはり今年末までに、それ自身および民間投資家の資金を募集して1500万Sドルのベンチャー・ファンドを設立、専らITビジネスに投資する。この他、この日の会議で明らかにされたところによれば、大華銀行(UOB)グループも今年末までにハイテク・ベンチャー・ファンドを設立する計画と言う。(ST,LZ:9/26)
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