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1998-01-15 ArtNo.13469
◆＜馬＞副首相、域内経済の自信再建で米国に支援要請
【クアラルンプル】米国のローレンス・サマーズ副財務長官は13日、マレーシアの経済再建努力を賞賛、これに対してマレーシアのアンワル副首相兼蔵相は東アジア経済の自信再建に対する米国の支援を要請した。
サマーズ副財務長官との会談後記者会見したアンワル副首相は、「クリントン大統領がサマーズ副財務長官を特使として東南アジアに派遣したことは、当地域が直面する経済危機に対する米国の関心を反映しており、同時に当地域経済の自信再建努力を支援するものである」とするとともに、「米国はこの種の支援を一層積極化すべきで、また日本がこれに加わることを歓迎する」と語った。
米ドル建て債務の返済猶予を求めるか否かに関して、アンワル副首相は「その種の問題の幾つかが、将来話し合われる可能性がある」とコメントした。アンワル副首相はまた国際通貨基金(IMF)がタイ、インドネシア、韓国に求めた厳しい改革措置に理解を表明した。
サマーズ副財務長官はこの日マハティール首相とも1時間にわたり会談、「マレーシアが必要とするならＩＭＦは一定の支援を提供できる」と指摘したが、マハティール首相は、ＩＭＦの援助を受ける考えのないことを改めて確認した。マハティール首相はまた米国が域内における軍事的プレゼンスを強化するのを望まぬ立場を表明したと言う。(MBT,ST,BT,LZ:1/14)
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