1998-01-08 ArtNo.13386
◆<印度>合金鉄業界に曙光、珪素鋼は輸入品の脅威に
【ハイデラバード】各種合金鉄の値下がりは、昨年12月に底入れし、回復の兆しが生じているが、珪素鋼についてはイラン製品の脅威に晒されている。
珪素鋼の価格は昨年12月のトン当たり2万9000ルピー(3万2500)から3万500ルピーに、マンガン鋼は1万7000ルピー(1万9000)から1万7500ルピーに、クロム鋼は2万2000ルピー(2万2500)から2万4000ルピーに回復、珪素マンガン鋼は2万500ルピー(2万1500)のレベルを維持している(括弧内は1996年12月の価格)。
しかしイラン製珪素鋼のトン当たり輸入価格は8.38%の輸入税を含めて2万7000ルピーで、国産品価格を下回っている。(ET:1/7)
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