1998-01-13 ArtNo.13441
◆<馬>今年の成長見通しに再度見直しも:副首相
【クアラルンプル】マレーシア政府は向こう数週間のMドル・レートの推移によっては、今年の最新の国内総生産(GDP)成長見通し“4%”に再度見直しを加える。
アンワル副首相兼蔵相はパシフィック・ダイアローグに出席のためマレーシアを訪れた米国のヘンリー・キッシンジャー元国務長官と会談後、以上の談話を行った。それによると、仮にMドルが多少強化すれば、マレーシア経済は回復に転じ、成長見通しに見直しを加える必要もなくなる。Mドル相場は実勢を下回っており、マレーシア政府はあらゆる手だてを尽くしてMドルの強化に努める。マレーシア政府は国際通貨基金(IMF)及び世界銀行を含む国際機関や米国の支援を歓迎すると言う。(NST,STAR,LZ:1/12)
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