NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1998-01-15 ArtNo.13470
◆<馬>今年の国内総生産成長率3.8%:ロンドン研究機関
【ロンドン】マレーシア経済がタイ・スタイルの落ち込みを見ることはないが、国内総生産(GDP)成長率が4%を割り込むのを防ぐ保証もないと言う。
ロンドン拠点のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が、その最新レポート“ワールド・アウトルック1998”の中で報告したところによれば、マレーシアの今年のGDP成長率は3.8%にとどまり、インフレ率は4.5%に達する見通しだ。マレーシア経済の先行きは、Mドルと株価の急落、近隣諸国の経済危機、そして政府の経済運営能力に対する懐疑により曇らされている。
東南アジア通貨市場の波乱に感染したMドル・レートは引き続き不安定さを維持する見通しで、域内の他の国の通貨不安が波及しても、中央銀行が外貨を注ぎ込んでMドルを支えるとは考えられない。この他、不動産価格の急落等、他の要因もMドル相場を一層下降させる可能性がある。多額の対外債務も企業家の自信回復を遅らせており、株式を担保に融資を引き受けた銀行界に対する圧力も高まっている。こうした中で日本における新たな金融機関の倒産が通貨危機を再燃させる可能性も大きい。
株式/不動産の値下がりから民間消費が下降、固定資産投資も横這いになっている。マレーシアの製造業輸出品の高い輸入成分から見て、輸入コストの上昇は輸出価格も押し上げるため、輸出の目立った拡大は期待できない。したがって貿易黒字は見込めるものの、劇的な拡大は望めず、1998年の黒字は40億米ドル程度にとどまりそうだ。経常収支の赤字とそのGDPに占める比率は1997年の51億米ドル/5.5%から1998年の38億米ドル/4.9%に下降する見通しだ。(STAR:1/14)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.