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1998-01-09 ArtNo.13393
◆<星>Sドル、主要貿易相手国通貨に対して平均4.1%アップ
【シンガポール】シンガポール・ドル(Sドル)の対米ドル相場は昨年7月1日以来20%も下降したものの、主要貿易相手国(貿易統計が公表されていないインドネシアを除く)通貨バスケットに対しては、その実4.1%アップしている。
以上の統計は華聨銀行(OUB)の資料に基づくものだが、シンガポール金融管理局(MAS)は7日、同局は主要貿易相手国の比重を配慮した通貨バスケットを基準にSドル・レートを管理しており、特定国の単一通貨を基準にしていないと改めて確認した。それによると、貿易比重に基ずく通貨バスケットにSドルをリンクさせる理由は、シンガポール経済の長期的な成長を維持することにある。通貨バスケットの個々の通貨は厳選されたもので、その内容や比重には定期的に見直しが加えられていると言う。
主要銀行もそれぞれ基準とする通貨バスケットを設けているが、OUBのそれはMASの通貨バスケットにかなり近いものと見られる。同行の統計によれば、Sドルは昨年7月1日以来、ドイツ・マルクに対して16.2%、円に対して7.5%、英ポンドに対して18%、香港ドルに対して20%、仏フランに対して16.7%、豪ドルに対して5.3%、人民元に対して20.3%、NZドルに対して1%下降したものの、Mドルに対して50.5%、バーツに対して72.1%、韓国ウォンに対して57.5%アップ、平均すると、4.1%の上昇を見たと言う。
OUBのアナリストは、米ドルや欧州通貨に対する現在のSドル相場からすれば、シンガポールの輸出競争力は強化されており、堅調な輸出成長が期待できるとしている。(ST:1/8)
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