1998-01-10 ArtNo.13414
◆<印度>中央銀行、外国直接投資の認可手続きを一層簡素化
【ムンバイ】中央銀行はいわゆるオートマチック・ルートのプロジェクトに関しては事前認可を得ることなく、地元企業が外国パートナーの投資を受け入れることを認めた。
中央銀行が8日発表したところみよると、同スキームは新規プロジェクトにも既存プロジェクトの拡張にも適応される。しかしながら外国資本を受け入れる地元企業は、外国投資家に関係プロジェクトの株式を発行後30日以内に最寄りの中央銀行支店に所定の書類を提出せねばならない。
中央銀行はまた、地元企業が外資を受け入れるに先だって、外国為替法(FERA)下の認可を中央銀行に申請することも免除した。
ちなみに外資の出資率が50%以下の3カテゴリーの鉱業関連プロジェクト、外資の出資率が51%までの13領域のプロジェクト、外資の出資率が74%までの9領域(基礎金属/鉱業サービス/発電送電/水陸輸送/保管・倉庫サービス等)のプロジェクトは、自動的に投資認可が得られることになっている。(IE,ET,TH,FDTH:1/9)
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