NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1998-06-01 ArtNo.15132
◆<星>リセッション説は早計:アナリスト
【シンガポール】今日各方面で話題を呼んでいるリセッション説は、観念的なもので、シンガポール経済の実際のパフォーマンスはそれほど悪くない。
クレジット・スイス・ファースト・ボストンのP.K.バス共同主任(アジア経済担当)によると、多くの者は4月の統計数字を読み違えており、これらの者は第2四半期の回復基調に驚かされるはずである。4月の貿易数字はイースターの長期休暇により歪められている。昨年のイースターが3月だったのに対して、今年は4月だったが、にもかかわらず米国と欧州向けの国産非石油製品輸出は、17%と14%の二桁成長を維持した。
シンガポールの製造業は、各社が新規雇用を控え労働者1人当たりの資本装備率が向上したこともあって、競争力を維持している。消費は確かに落ち込んでいるが、小売りサイドにおけるもので、経済の実体を反映していない。第1四半期の輸入の8.4%の縮小が資本支出の下降を示すものなら、破局的と言えるが、実際には消費需要の減退が反映されているに過ぎない。
インドネシアの政情不安のシンガポール経済に与える影響についても、インドネシア貿易はシンガポールの往復貿易の2%を占めるに過ぎず、銀行の対インドネシア・エクスポージャーも総貸付の約2%程度である。したがってシンガポール経済が壊滅的な打撃を被るなどと言う恐れはない。しかし今年1%のマイナス成長が予想されているマレーシアの国内総生産(GDP)が、1%ではなく10%落ち込むならシンガポールは甚大な影響を受けると言う。(BT:5/30)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.