NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1995-03-23 ArtNo.965
◆<星>造船市況低迷持続、タンカーの大修理は期待外れも
【シンガポール】シンガポールの造船大手3社は94年度決算で大幅な減益を記録したが、今年も厳しい経営を強いられそうだ。
これら3社は、いずれも70年代半ばに建造された大型タンカーの第4次特別検査で、市場が持ち直すと期待している。5年ごとの特別検査は1隻につき数百万Sドルのビジネスにつながり、合計7000万重量トン(dwt)にのぼる大型タンカーの第4次特別検査により、シンガポールも恩恵を被るはずだ。しかし、多数の大型タンカーが解体されつつあるのが現状で、こうした期待は外れる恐れが有る。昨年は42隻、合計1080万dwtの超大型油送船が解体されたが、その大多数が第4次特別検査を控えたタンカーだった。鋼材需要が大きいことも手伝って、大型タンカーの解体率は今年も高いものと予想される。解体が増加し、新造船がなければ、タンカーの供給が減り、海運料金は上昇する。そうなればタンカー市場は改善し、タンカー所有者は第4次特別検査を選択するようになるかも知れないが、それは先のことで、短期的には、解体の増加は修船と第4次特別検査の減少を意味する。目下、資金難のタンカー所有者は、休業もしくは古いタンカーの解体を行っている。修理に出されるタンカーはメンテナンスが良好なもので、修船収入はそれほど期待できない。今年、修船市場は回復するかも知れないが、大幅な改善は期待できそうにない。海運料金は若干回復したが、これ以上の改善は望み薄と言う。(BT:3/22)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.