1995-02-20 ArtNo.575
◆<星>電子銘柄、軒並み2桁増益実現:アナリスト
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の電子企業は来月、昨年末締め年度の業績を発表する見通しだが、電子生産の24%の成長に支えられ、軒並み2桁の増益を報告するものと予想されている。
エスティメーテッド・ディレクトリー最新号によれば、アナリストが予想する各銘柄の平均増益率はVikay Industrialの16%からシンガトロニクスの122%に及ぶ(Clipsal Industries+21%,CSA Holdings+33%,Electronic Resources+70%,Eltech Electronics+21%,Goldtron+24%,IPC Corpration+36%,Singatronics+122%,Venture+45%,Vikay+16%)。スミス・ニューコートのアナリストは、中小銘柄の業績は予想通りか、予想を僅かに下回るレベルになろうが、大手は少なくとも市場の予想にマッチした業績を示すだろうと指摘、フレクステックの増益率は50~100%、その他の銘柄も25~50%の伸びが期待できると語る。J.M.サッスーン幹部がIPCの増益率を74.9%と予想すれば、DBSインベストメント・リサーチのアナリストは、昨年の今頃は誰もが意気消沈する業績を予想していたが、今年は少なからぬ企業が目を見張らせる業績を報告するだろうと語った。(ST:2/18)
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