新書『禅宗と景教』のペーパーバック版と電子版が発売されました
アマゾンWebサイトを通じ、日本語と英語のペーパーバック版『禅宗と景教』が各3000円(税込み3300円)と55米ドルで発売されました。
また電子版『禅宗と景教』は、日・英・中三言語PDF版がGoogle Play Webサイトで、日本語と英語のePub版がアマゾンWebサイトで、それぞれ発売されました。お値段はいずれも3米ドル(461円)相当です。
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『ユダヤ人の離散』と『異邦人ユダヤ教徒の教会運動』の潮流がキリスト教の誕生に深く関係していることに注目、2013年に『キリスト教の起源』、2020年に『契約の民の流浪史(キリスト教の起源)』、2022年に『ユダヤ教の誕生と東方伝播(キリスト教の起源)』を出版後、イエス自身がどういういきさつから、またどのようにこうした潮流に関わったかを探る『罪祭の羊』を2023年に上梓、加えて、イエス・キリストが、大和朝廷内の高天原系氏族と渡来系氏族の和解を実現する救世主として双方の勢力から期待された厩戸皇子の『予型』であったことを解き明かした『厩戸皇子』を発売しました。
そこで今回は、中国における禅宗興隆の起爆剤になったネストリウス派キリスト教(景教)の東方伝来に注目、新書『禅宗と景教』をお届けします。福音書や使徒行伝、パウロ書簡の内容を古則公案と対照することにより、読者の皆様とともにイエスが我々に提示した現成公案に参じて見たいと思います。
ちなみに禅宗の師家が禅堂で学人に与える課題を『公案』と言い、公案録に記録されている先人の『禅問答』を『古則公案』、人々が現世で直面する問題を『現成公案』と言います。
ペーパーバック版
表紙画像(日本語版もしくは英語版)をクリックするか、『AmazonKindle』ロゴ下の各国通貨をクリック、アマゾン・サイトにアクセスしてご購入ください。
『禅宗と景教』
『Zen Buddhism and Nestorianism』