1997-04-03 ArtNo.9980
◆<馬>サプラ・モーターズ、アジアの主要プレーヤー目指す
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場を予定するサプラ・モーターズBhdは、ASEAN域内に複数の製造拠点を設け、2000年までにアジア自動車業界の主要プレーヤーになる計画だ。
アブドゥル・ワハブ・イスマイル重役(MD)によると、インドネシア、タイ、フィリピンへの製造拠点の展開と同時に、製造工程の自動化を図り、労働力不足と労働コストの上昇に対処する。
サプラ・モーターズはコイル・スプリング、スタビライザー・バー、トランスミッション、ブレーキ等の精密自動車部品の製造を手がけ、プロトン、サイクル&キャリッジ・ビンタン、スウェディッシュ・モーター等に納入している。今年から第2国産車メーカーのプロドゥアにスタビライザー・バーとフライホイールの納入を開始した。
子会社のサプラ・テクニカル・センターSdn Bhdを通じた研究開発(R&D)にも力を入れる方針で、同社は現在独自のスタビライザー・バー・ベンディング・マシーン/コア・ボックス・パターン・モールド/自動料金徴収機のマガジン等の開発を手がけていると言う。(NST,MBT,STAR:4/2)
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