1997-04-03 ArtNo.9979
◆<星>コーズウェイ・ポイント、百貨店オペレーター物色
【シンガポール】シンガポール最大の郊外ショッピング・モール(純賃貸スペース44万5000平方フィート)になるコーズウェイ・ポイントはスーパー・マーケット、フード・コート、シネプレックス・オペレーターを既に獲得、目下12万平方フィートの店舗スペースを借り受ける百貨店オペレーターを物色している。 シンガポール証取(SES)上場のセンターポイント・プロパティーズ(CP)幹部によると、地下一階の3万2000平方フィートのスーパー・マーケットはコールド・ストーリッジが、2万6000平方フィートのフード・コートはマイクライオネルが経営することになっており、目下香港ベースのスタジオ・シティーと10スクリーン、5万7000平方フィートのシネプレックスの経営に関する最終段階の協議が続けられている。これら3社は入札により、選ばれたものだが、入札審査に際しては、価格だけでなく、営業コンセプトが重視された。
4フロアーにわたる百貨店スペースに関しては、1店に経営を委ねるか、数点に任せるか検討している。百貨店ではメトロ、西友、ロビンソン、タングスが関心を示しており、この他、セイフ・エンタープライジズ、ヤオハン・ベスト、エレクトリック・シティー等がテナント候補として検討されている。来年のクリスマス前のオープンまでには全スペースが成約される見通しと言う。(ST:4/2)
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