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1997-04-03 ArtNo.9976
◆＜星＞移動体通信端末のライセンス・フィーを廃止
【シンガポール】シンガポール政府は携帯電話やペジャー端末のユーザーに課されてきた年間50Ｓドル／100Ｓドルのライセンス・フィーを廃止した。
マー・ボータン運輸通信相が1日催されたＳＴメッセージングのサンページ・サービス記念式で語ったところによると、新措置は移動体通信市場開放策の一環で、シンガポールの通信市場に醸成された新たな競争環境とともに、市民のテレコミュニケーション・サービスへのアクセスを一層容易にするものと見られる。 政府は、通信サービス・コストの削減を目指し、移動通信機器にクラス・ライセンシング・スキームを導入した。これによりモービル・フォーンや長距離無線用携帯受信機に対する年間50Ｓドル、長距離無線ディスパッチ・ユニットに対する年間100Ｓドルのライセンス・フィーが廃止され、これらのユーザーは年間合計2300万Ｓドルを節約できる。
この他、市場開放に伴う競争環境により創意を凝らしたサービス・パッケージが、魅力的な価格で提供されるようになると言う。
この日は、ＳＴメッセージ、Ｍ1、ハチソン・イントラページがそれぞれ移動体通信サービスを開始した。(ST,BT,LZ:4/2)
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