SEAnews 1997-04-02 ArtNo.9969

【ニューデリー】インドのＢＢラマイア貿易相は月曜(3/31)、第9次5カ年計画(1997-2002)下の貿易政策を発表した。
同相は、第8次5カ年計画期間には、平均14％、特に中間の3年間には18－20の輸出成長が実現され、ほぼ目標が達成されたと満足の意を表明するとともに、新貿易政策では、これまでに達成された成果の補強、貿易制度の再編を通じた一層の自由化、貿易環境の変化に応じた高い透明度の実現、国内産業の成長／輸出促進、中小企業の役割を重視した就業率の引き上げが図られると語った。中央政府のコモン・ミニマム・プログラムの下、経済成長を促すための補助は排除され、貿易／取引を通じた国内生産活動の拡大と多角化が図られる。新貿易政策は輸出業者が、苛立ちや焦燥から解放された環境の下に、国際的なスケールで製造とマーケッティングに専心できるよう保証する。
一層の自由化と国際化を目指す上から、国内産業の強味や国際競争に対応し得る領域、潜在性ある貿易領域に照準が合わされ、貿易自由化リストの拡大、輸入規制リストの縮小が図られる。(ET:4/1)