1997-04-01 ArtNo.9957
◆<印度>ヒンダルコ、100万トン・アルミ精錬事業で覚書
【ブマネシュワル】Aditya Birlaグループ傘下のHindalco Industriesはオリッサ・マイニング・コーポレーション(OMC)と、オリッサ州に1万クローを投じ年産100万トンのアルミ精錬所を設ける覚書を交換した。
新プラントのキャパシティーは、オリッサ南部のKoraput地区Kodingamali-Pottangiのボーキサイト埋蔵量やIBバリー近郊のグリーンフィールド・アルミ精錬所の年産能力が25万トンであることを配慮して決定された。またIBバリーの炭鉱付近に600MW(メガワット)の発電所も建設する。州政府所有のOMCはKodingamali-Pottangiのボーキサイト鉱山をHindalcoにリースする。
オリッサ州のJBパタナイク首席大臣によると、詳細は正式契約までに詰められる。Hindalcoは同プロジェクトを推進するため担当部門のAditya Aluminiumを既に上場している。Hindalcoはインド最大のアルミニウム生産者で、ウッタラ・プラデシュで年間21万トンのアルミニウムと、同35万トンのアルミナを製造している。(ET:3/31)
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