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1997-03-26 ArtNo.9896
◆＜印度＞中央政府、カルナタカ州空港建設にＢＯＴ方式強要
【ニューデリー】中央政府は先週金曜の会議でカルナタカ州政府が、入札に先だってＢＯＯ(建設/所有/経営)方式採用許可を中央政府に求めなかったことを非難、ＢＯＴ(建設/経営／引渡)方式の採用を改めて勧告した。このため2800クローのバンガロール国際空港プロジェクトを巡る論争は新たな段階を迎えた。
Ｃ.Ｍ.イブラヒム航空相がタタに対し、建設した空港を一定期限後に政府に返還するよう求める談話を発表して以来、カルナタカ州政府とTaTa-Raytheonコンソーシアムの交渉は宙に浮いた形となっていた。しかし同問題を解決するため設けられた10人委員会は今月12日の会議でも、金曜の会議でもコンセンサスを形成できなかった。金曜の会議では、双方に歩み寄る気配が見られず、観測筋は両者は永久に歩み寄らない可能性が有ると指摘している。(ET:3/24)
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