1997-03-26 ArtNo.9895
◆<印度>インドラ・ガンディー・ナハール事業2005年に完成
【ジャイプール】世界最大規模の運河とされるインドラ・ガンディ・ナハール(IGNP)は2005年までに完成される。
IGNPスポークスマンが24日明らかにしたところによると、タール砂漠を緑地に変え、スリガンガナガル、ハヌマンガル、ビカネール、チュル、ジョードプル、ジャイサルマール、バールマール等の地に繁栄をもたらすものと期待されるIGMPのコストは第8次5カ年計画(92-97)だけで1231クロー。これまでに既に80万1100haが灌漑された。同運河は飲料水の供給、干ばつ防止、国境線の防御等、多くの役割を担っているが、農業だけ見ても年間1000クローの農産品をもたらす。
同プロジェクトの第9次5カ年計画予算は1160クロー。1997-98年だけで130クローが支出され、延べ270キロの配水工事、4万5000haの灌漑がなされると言う。(TH:3/25)
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