1997-03-26 ArtNo.9893
◆<印度>国営石油会社ONGC、深海石油探査の実行決定
【ニューデリー】ザ・オイル・ナチュラル・ガス・コーポレーション(ONGC)は今年11月までに西部沖合の深海鉱区における石油探査に着手する計画だ。
インド政府がニュー・エクスプロレーション・ライセンシング・ポリシー(NEPL)を発表したにも関わらず、外国オイル・メジャーが深海鉱区の探査に乗り出すにはなお時間を要するものと見られる。ONGCは処女地の同鉱区の探査を手がける最初の企業になる見通しだ。
ONGCがリグ建造を発注したコーチン・シップヤードLtd(CSL)は資材調達を完了、既に建造作業に着手している。建造コストは80~100クローと見積もられ、これによりONGCは1日12万5000米ドルにのぼる、リグ・リース・コストを節約できる。しかしながらONGCは依然として1日3万5000米ドルのマネージメント・コストを支出せねばならないと言う。(TH:3/25)
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