1997-03-25 ArtNo.9877
◆<印尼・馬>合弁会社、US$20億首都廃棄物処理契約獲得
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のBescorp Industries Bhdは先週、地元のPemerintah Daerah Khusus Ibukota Jakarta (DKI)と共同でジャカルタ市の総額20億米ドルにのぼる廃棄物処理契約を、同国の保健衛生事業を引き受けるタスク・フォース・インドネシアから発注された。
消息筋によるとBescorpが60%、タスク・フォースとDKIが各20%出資する新会社PT Malindo Ciptra Nusantraが設立され、ジャカルタ市の固形廃棄物の収集/埋め立て/リサイクル/再生品の国内販売・輸出、廃水システムの改良、道路の清掃を手がける。
市内の人口は1200万人、周辺人口は900万人のジャカルタ市では、ゴミ収集だけで月間3000万米ドルの営業額が見込め、3年後の年間純収益は1億~2億5000万に達する見通しだ。コンセションは最低25年。当初投資額は800万米ドルだが、3年後に4億5000万米ドルを投じ、廃棄物再生工場を建設する。
インドネシア環境省はジャカルタ東部バンダル・グバン(ブカシ)の182haの土地を同工場用に準備していると言う。(STAR:3/24)
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