1997-03-25 ArtNo.9869
◆<星>無錫工業パーク、年内にUS$2億投資誘致目指す
【シンガポール】ウーシー(無錫)シンガポール・パーク(WSIP)は年内に新たに20テナント、総額2億米ドルのプロジェクトを誘致する計画だ。
中国無錫市の洪錦斤党書記が先週末シンガポールで記者会見したところによると、これまでにWSIPは合計4億6200万米ドルの投資プロジェクトを誘致しており、今年内に実行される実際の投資額は1億5000万米ドル、また進出企業の売上げは70億元(S$12億)に達する見通しだ。
今年初4ヶ月間だけで、シーゲート・テクノロジーの第2期投資3200万米ドル(スーパー・クリーン・ルーム)、ヒタチ・マクスウェルの3000万米ドル、コーリア・エレクトロニク・カンパニーの3200万米ドル、松下冷機の3000万米ドルが実行に移される。1996年末時点でテナント契約企業は36社を数え、内25社が操業を開始している。
WSIPの見積もり開発コスト6億5000万米ドル(インフラを除く)の内、既に4億5000万米ドルの投資が決定されている。また無錫市政府は1994-99年の間に17億元を投じ、支援インフラを整備する。内5億元は既に道路や橋梁の建設に投資され、別に4億元が発電所と関連施設に投じられる。洪氏によれば、中小投資家の間には投資意欲の減退も見られるが、多国籍企業の投資は再び高まりつつあると言う。しかし資本財輸入に対する関税免除がケース・バイ・ケースで提供されるとの報道に関して、同氏はコメントを控えた。(BT,LZ:3/22)
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