1997-03-24 ArtNo.9857
◆<星>プラザ・シンガプラ、改装後の20%のテナントを確保
【シンガポール】今年7月から全面的な改装工事が施されるプラザ・シンガプラは再オープン時のテナントの20%を確保した。
オーナーのDBSランドが21日発表したところによれば、これらには45万8148平方フィートの純賃貸スペースの10%に相当するスペースの賃借に応じた既存テナント14社(大部分は家具/家庭用装飾品や照明器具の販売業者)が含まれる。この他ヤマハ・ミュージック・スクールも復帰する可能性が有るが、賃貸スペースは現在の3万平方フィートから2万平方フィートに縮小しそうだ。目下ヤオハンやOG百貨店等、既存テナントとの交渉が続けられている。最上階の3万9826平方フィートには9スクリーン、合計約1500席のシネプレックス、ゴールデン・ビレッジが入居する。総賃貸スペースの74%は小売り、11%はエンターテーメント、15%は飲食店で、オフィス・スペースは存在しない。店舗スペースの平方フィート当たり月間賃貸料は13-36Sドル、フード店は12-28Sドル、エンターテーメントは両者の中間。同ビルは2002年に完成する予定の地下鉄(MRT)東北線と南北線の乗り換え駅に地下道でリンクされることから、これまで以上のショッパーを呼び寄せられるものと期待されている。昨年DBSランドは同ビルの賃貸を通じて税引き前に2200万Sドルを稼いだが、改装後の予想賃貸収入に関してはコメントを控えている。(ST,BT,LZ:3/22)
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