Back to previous page ►

1997-03-24　ArtNo.9855

【シンガポール】住友商事は政府系企業シンガポール・テクノロジーズ(ST)と合弁で電子ネットワークを通じ中古車をオーストラリアやニュージーランドに売り込むオンライン・ビジネスに乗り出す。
住友商事シンガポールのウノ氏(MD)によれば、中古車販売が軌道に乗れば、消費財、自動車スペア・パーツ、建材、ファッション、エンジニアリング・パーツ、電子部品、化学品等の販売も手がける。先月ＳＴ社との間で結ばれた協定の下、新会社アジア・ビジネス・ベンチャー・ホールディングズが来月にも設立され、当初1000万Ｓドルが投じられる。新会社はディーラー、製造業者を相手とした国際的な貿易、ロジスティクス、支払い、金融サービスを手がける。このため、他社、取り分け銀行の参加も求める。売り手と買い手は電子ネットワークを通じて取引を行い、清算にはエレクトロニク・マネーが用いられる。(ST:3/22)

Back to previous page ►